Netflixシリーズ「テプン商事」10月11日独占配信Netflixにて配信中の韓国ドラマ「テプン商事」の第3話、4話のビハインド映像がtvNの公式YouTubeチャンネルにて公開された。
本作は、不良息子だったテプン(イ・ジュノ)が父親の会社“テプン商事”を継ぎ、通貨危機の混乱の中で懸命に生きる姿を描いた物語。第1話と2話では、テプンと父親の複雑な関係性や混乱に巻き込まれていく会社の状況など“苦しさ”が描写されていたが、第3話と4話ではテプンやミソン(キム・ミンハ)らが再起に向けて奮闘する姿が描かれた。
公開された映像の前半ではイ・ジュノ、キム・ミンハら“テプン商事”の社員を演じた俳優陣が、楽しく撮影に挑んでいる様子を捉えている。海外の取引先からの連絡を待ち、社員たちが順番に会社で夜を過ごす本編シーンでは、テプンとそれぞれ社員たちの掛け合いが面白おかしく映されるのだが、そのリハーサルから笑いが絶えない様子が伝わってくる。一方で、問題が発生してどん底へ戻ってしまったテプン商社を社員たちが離れようとするシーンは終始シリアスな雰囲気で、場面に合った現場の空気づくりがなされていることが分かる。
また後半には、会社に残ったテプンとミソンが釜山を訪れるシーンの裏側も。夜風に当たりながら食事をする本編シーンでは、テプンが焼酎3杯を一気に飲んで気絶してしまう。本来台本にはそこまでしか書かれていなかったようだが、急に起き上がったり「コーラはないですか…?」と少し目が据わった状態で話したりするイ・ジュノのアドリブも展開され、カットがかかると現場は笑いの渦に巻き込まれた。
さらに、テプンとミソンの距離が一段と近づく海辺のシーンを前に、2人がスタッフと動線をしっかりと確認する姿や、波打ち際を無邪気に走り回る姿も収められている。コメントには「イ・ジュノはテプンというキャラクターを一生懸命研究して演じているんだと感じられる」「イ・ジュノかわいすぎる」などの声が寄せられた。
“テプン商事”はテプンとミソンの2人で新たなスタートを切った。しかし、第5話ではそんな彼らの前に再び大きな壁が立ちはだかることになるようだ。テプンが心から笑える日が来るのだろうか。ドラマ「テプン商事」は毎週土曜・日曜にNetflixにて配信中だ。
(伊藤万弥乃)