2025年F1第19戦アメリカGP マックス・フェルスタッペンの優勝と角田裕毅の入賞を祝うレッドブル 2025年F1アメリカGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポール・トゥ・ウインでキャリア68回目の勝利を飾った。
好スタートを決めたフェルスタッペンは、リードを保持。一方、ドライバー選手権争いのライバル、ランド・ノリス(マクラーレン)は2番グリッドからのスタートだったが、ソフトタイヤスタートのシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれたことが響き、フェルスタッペンにチャレンジすることができなかった。最終的にフェルスタッペンは、ノリスに7.959秒差をつけて勝利を挙げた。
ドライバーズ選手権首位のオスカー・ピアストリは5位にとどまったため、フェルスタッペンとマクラーレン勢とのポイント差はさらに縮まった。フェルスタッペンは、ピアストリと40ポイント差、ノリスには26ポイント差に迫っている。
また、コンストラクターズランキングにおいて現在4位のレッドブルは、今回、フェルスタッペンと角田裕毅がダブル入賞を果たしたことで、3位フェラーリとの差をわずか3ポイントとし、2位メルセデスとは10ポイント差となり、選手権2位獲得が見えてきた。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=1位(56周/56周)1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
「完璧な週末だった。今日は、スタートが鍵だったと思う。ペースは魔法のように素晴らしいわけではなかったが、最初のスティントで良いスタートを切ることができた」
「シャルルが自分とランドの間に入ってくれたことが大いに助けになった。ランドはクリーンエアに入るとすぐに、かなりの速さを発揮したんだ」
「タイヤが少しオーバーヒート気味だったものの、全力を尽くして、できるだけうまくタイヤをマネジメントしようと努力した」
「このパフォーマンスは、シーズン最後までタイトル争いをするために必要なものだった。チームは素晴らしい仕事をしてくれており、僕も楽しんでいるし、皆にとってエキサイティングな週末だった」
「マシンのパフォーマンスが向上している。この勢いを維持する必要がある。今回は、最大限のポイントを獲得することができた。シーズンの終わりまで、こういう完璧な週末を続けていかなければならない。また勝つことができてとてもうれしいよ」
(レース直後のインタビューで、5度目のタイトル獲得のチャンスが今年あると思うかと聞かれ)「もちろんだ。チャンスはある。シーズンの終わりまで、最近の週末のような成果を出せるように努力するだけだ。少なくとも、できることは何でもやってみるつもりだよ」
https://twitter.com/F1/status/1980048565641556191
[オートスポーツweb 2025年10月20日]