元テレビ朝日社員の玉川徹氏(62)が21日、レギュラーコメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演。自民党と日本維新の会の連立合意文書について私見を述べた。
「自民党と日本維新の会の連立政権合意書っていうのを読んだんですよ、12項目の。これを読んだら、公明党と連立時代に決して入らない要素が満載なんですよ」と切り出した。
「何かと言ったら、保守というよりも右翼って言った方が分かりやすいようなことが、オンパレードになってますね。特に『皇室』『憲法改正』『家族制度』」と語った。「具体的には維新が考えた提言に沿ってっていうことが書いてあるんだけど、その提言っていうのは『集団的自衛権行使の全面容認』とか『国防軍の保持』とか。そういうようなことが入ってくる。公明党ってある意味、ハト派の政党なので。平和の党、ブレーキになっていた」と指摘した。
そして「維新はむしろアクセルですから、その分に関しては。自民党の中にもハト派の人がいるわけですよ。宏池会なんかそうだったんですけど。そういう人、今も残ってるんですね。石破(茂)さんにしても林(芳正)さんにしても。でも、維新が入ることで、そういう人がいても完全に右側にかじを切ってる。むしろ、維新が入ることで、それをてこにして、そっちの方向にいく」と推察した。
その後、玉川氏は自身の「右翼」発言を補足。「さっき保守ではなく右翼って言ったかというと、ナショナリズムっていう部分が相当入ってきてるんですね。家族制度に関しても。外国人っていうことをわざわざ書いてるので、なのでまさに『ナショナリズム』を前面に押し出した文書になってるんですよ。そういうことを含め、私は言いました」と語った。
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