
【写真】憔悴した姿のルイも リアム・ペインさんの葬儀に参列するワン・ダイレクションのメンバー
現在33歳のルイは、2016年に母ジョアンナさんをガンのために亡くし、2019年には妹フェリシティを18歳の若さで、薬物の過剰摂取のために亡くしている。Peopleによると、英Independent紙のインタビューを受けたルイが、「現時点で、残念ながら、同年代の人よりも悲しみについては少し詳しいだろうと、甘く考えていました。きっと何か意味があると思っていましたが、全く関係ありませんでした」とコメント。リアムさんの死について、「決して受け入れることはできないと思います」と語ったそうだ。
ルイは、リアムさんと「本当に楽しい瞬間」を共有したと続け、自身が『Xファクター』の審査員を務めた時や、自身のドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のプレミアにも、彼が駆け付けてくれたと述懐。
「メンバーの晴れ舞台があると、自分だったら劣等感に苛まれていたと思うけど、彼はいつでも機会を逃さず、駆け付けてくれた。葛藤はあったかもしれないけれど、それでも自分は二の次にして駆け付けてくれた。ああいった瞬間に、彼という人の本質が現れました」と語った。
そして、リアムさんの死について、ワン・ダイレクション時代の過酷な環境や、誰かのせいにする事は簡単だが、当時周囲の大人たちに守られていたことは間違いないと強調。「こういった状況では、後講釈が力を持つけれど、ワン・ダイレクション時代について、誰かを責めはしない。多忙すぎたかと言えば、そうだ。休みが足りなかったかと言えば、そうだ」「でも、それより大変だったのは、若くして有名になったことや、ホテルの前に人がいたこと。コーヒーを飲みに行こうにも、トイレに行こうにも、セキュリティが必要だった。非人間的だった」と振り返り、バンド仲間と共有していた一体感のおかげで救われていた、と明かした。
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