1Dのルイ・トムリンソン、リアム・ペインさんの死から1年「決して受け入れられない」

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2025年10月21日 14:10  クランクイン!

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(左から)ルイ・トムリンソン&リアム・ペイン(2016年のブリット・アワードにて) (C)Zeta Image
 昨年10月、アルゼンチンにて31歳の若さで亡くなったリアム・ペインさん。ワン・ダイレクションのバンドメイトであるルイ・トムリンソンは、悲劇から1年経ついまも、彼の死を受け入れられずにいるそうだ。

【写真】憔悴した姿のルイも リアム・ペインさんの葬儀に参列するワン・ダイレクションのメンバー

 現在33歳のルイは、2016年に母ジョアンナさんをガンのために亡くし、2019年には妹フェリシティを18歳の若さで、薬物の過剰摂取のために亡くしている。Peopleによると、英Independent紙のインタビューを受けたルイが、「現時点で、残念ながら、同年代の人よりも悲しみについては少し詳しいだろうと、甘く考えていました。きっと何か意味があると思っていましたが、全く関係ありませんでした」とコメント。リアムさんの死について、「決して受け入れることはできないと思います」と語ったそうだ。

 ルイは、リアムさんと「本当に楽しい瞬間」を共有したと続け、自身が『Xファクター』の審査員を務めた時や、自身のドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のプレミアにも、彼が駆け付けてくれたと述懐。

 「メンバーの晴れ舞台があると、自分だったら劣等感に苛まれていたと思うけど、彼はいつでも機会を逃さず、駆け付けてくれた。葛藤はあったかもしれないけれど、それでも自分は二の次にして駆け付けてくれた。ああいった瞬間に、彼という人の本質が現れました」と語った。

 そして、リアムさんの死について、ワン・ダイレクション時代の過酷な環境や、誰かのせいにする事は簡単だが、当時周囲の大人たちに守られていたことは間違いないと強調。「こういった状況では、後講釈が力を持つけれど、ワン・ダイレクション時代について、誰かを責めはしない。多忙すぎたかと言えば、そうだ。休みが足りなかったかと言えば、そうだ」「でも、それより大変だったのは、若くして有名になったことや、ホテルの前に人がいたこと。コーヒーを飲みに行こうにも、トイレに行こうにも、セキュリティが必要だった。非人間的だった」と振り返り、バンド仲間と共有していた一体感のおかげで救われていた、と明かした。

 リアムさんは、2024年10月16日に、滞在していたアルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルの部屋から転落し、死亡が確認された。毒物検査の結果、体内からはアルコールとコカイン、抗うつ剤が見つかっており、死因は多発外傷と発表された。遺体の帰国をうけ、11月に英バッキンガムシャーにて葬儀が営まれ、ワン・ダイレクションのメンバーであるルイとハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、そして2015年にバンドを脱退したゼインをはじめ、息子べアをもうけた元恋人シェリル・コールや、『Xファクター』でワン・ダイレクションを発掘したサイモン・コーウェル、親しかったジェームズ・コーデンらが参列した。
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