女性閣僚2人にとどまる=「北欧並み」期待とずれ―新政権

15

2025年10月22日 07:31  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

初閣議を終え、記念撮影する高市早苗首相(前列中央)と閣僚ら=21日午後、首相官邸
 21日発足の新内閣で、女性閣僚は2人にとどまった。高市早苗首相は先の自民党総裁選で、内閣や党執行部について「北欧の国々に比べても劣らないほど、多くの女性に活躍していただく」と期待感を高めたが、実際に閣僚で起用したのは、片山さつき財務相と初入閣の小野田紀美経済安全保障担当相だけだった。

 首相と閣僚計19人を見ると、旧茂木派が6人で最多。二番手は無派閥の4人。旧岸田派が3人で続いた。旧安倍派と旧森山派は各2人、旧二階派と麻生派は各1人だった。松本尚デジタル相、黄川田仁志こども政策担当相、片山氏、小野田氏は総裁選で首相の推薦人を務めた。

 年齢別では40代が3人、50代が4人。19人の平均年齢は59.4歳で、第1次石破内閣発足時(2024年10月)の63.6歳を下回った。松本尚氏と小野田氏はそれぞれ衆院2回、参院2回の当選での起用。最年少は42歳の小野田氏、最年長は平口洋法相の77歳だ。

 初入閣は10人。石破政権からの続投は赤沢亮正経済産業相ら4人だった。

 参院からは片山氏と小野田氏、牧野京夫復興相が入った。衆院当選回数最多は茂木敏充外相の11回。民間からの登用はなかった。 

このニュースに関するつぶやき

  • 適材適所。それ以外何が要るんだ?くだらん印象操作だな。
    • イイネ!12
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(15件)

前日のランキングへ

ニュース設定