『セフレの品格 慟哭/終恋』©2025日活行平あい佳&青柳翔主演映画『セフレの品格 慟哭/終恋』の本ポスタービジュアルと予告編が公開された。
本作は、シリーズ累計540万部(紙+電子)を突破した湊よりこの「セフレの品格」の映像化最新作。
2023年に公開された『初恋』『決意』につづき、行平と青柳が主演を務め、城定秀夫監督が続投。さらに、片山萌美、坂上梨々愛、こころ、高石あかり、石橋侑大、新納慎也、寺島まゆみも続投する。
そして今回、松本利夫、竹財輝之助、山谷花純らの参加が明らかに。松本は、抄子(行平あい佳)の元夫で、妙子と一樹(青柳翔)の仲を引き裂こうとするストーカー夫。竹財は、抄子が一樹と別れたあと、心惹かれる同僚として登場。山谷は、一樹とともに過ごし、傷ついた彼の背中をそっと押すレズビアンの作家を演じる。
松本は「人と人との関係には、言葉にできない温度や距離感がある。『セフレの品格』はその繊細な部分を真摯に描いた作品です」と作中で描かれるつながりの深さを実感し、竹財は「僕が演じた朔太郎は『ズルい男』だなーと、台本を頂いて感じましたのでそのイメージのまま演じたつもりです。城定監督の潔いワンシーン、ワンカットを空気感と共に楽しんでいたたければなと思います」とコメント。山谷は「私が演じたメイは、うちに秘めた傷を抱えてる作家です。作家ならではの独特な表現方法のセリフが台本に綴られていました」と話している。
予告編は、一樹の「俺と結婚してほしい」という真剣な眼差しからスタート。セフレから始まった関係は、愛を育くむはずだったが、元夫の登場をきっかけに、再びすれ違っていく。
合わせて公開されたポスタービジュアルは、物語が激しく動き出す第3章『慟哭』では、妙子と一樹の息遣いが聴こえてきそうな躍動感あるショットを採用し、第4章『終恋』は完結にふさわしい、静かな日常の美しさを感じさせる。
なお主題歌は、前シリーズに続き前野健太が担当。抄子と一樹の数奇な運命を浄化するような新曲「出会いとか」が映画の余韻を引き立てる。本編の終盤には本人も登場している。
<ストーリー>
『セフレの品格 慟哭』
森村抄子(行平あい佳)は、通販会社社員として働きながら一人娘を育てるバツ2のシングルマザー。初恋の相手で、産婦人科医の北田一樹(青柳翔)とセフレの関係に戻り、濃厚な逢瀬を重ねていた。地方の離島に滞在して診療の機会を得た一樹は、自分の足元を見つめる中で抄子との将来を思い描くようになっていた。一樹の想いに抄子は感激し、幸せに向けて大きな一歩を踏み出そうとした2人。そんな矢先、抄子の前にストーカーと化した元夫・浩(松本利夫)が現れ、一樹との仲を引き裂こうとする。
『セフレの品格 終恋』
衝撃的な出来事のあと、抄子は一樹と別れ、様々な男と一晩限りの関係を重ねるようになっていた。そんな中、同僚の長谷川朔太郎(竹財輝之助)に抄子は少しずつ惹かれていく。かたや地方の離島で暮らしていた一樹は、根無し草のように各地を転々と暮らす作家の風吹メイ(山谷花純)と知り合い、愛や生き方について考えていた。抄子と一樹は連絡も取らず、それぞれの日々を送っていたが、そんな折、とあるきっかけが2人を宿命的に再会させることになる。
『セフレの品格 慟哭』は11月28日(金)都内先行・全国にて順次公開。
『セフレの品格 終恋』は12月12日(金)より全国にて公開。
※高石あかりの「高」は、正しくは「はしごだか」
(シネマカフェ編集部)