アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)/2025MotoGP第16戦サンマリノGP 10月22日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているヤマハ発動機株式会社は、テストライダーのアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・テスト・チーム)を第20戦マレーシアGPにワイルドカード参戦させると発表した。
ヤマハはこれまで直列4気筒エンジンで参戦してきたが、V4エンジンを搭載したヤマハYZR-M1も開発。9月11日にそのプロトタイプを公開して、翌9月12日からの第16戦サンマリノGPにアウグスト・フェルナンデスを起用してV4マシンを走らせた。
そして今回、アウグスト・フェルナンデスはセパン・インターナショナル・サーキットで10月24〜26日に行われる第20戦マレーシアGPにもワイルドカード参戦することがアナウンスされた。参戦の目的はV4エンジン搭載のプロトタイプマシンのデータ収集を継続することだという。
■アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・テスト・チーム)
「レースに戻ることができて嬉しいよ。サンマリノGP以来、長い時間が経ったけど、今週末がとても楽しみだよ」
「V4エンジン搭載のプロトタイプマシンのパッケージをさらに改良していくよ。コースに戻り、再びレースに出場できる。V4エンジン搭載のプロトタイプマシンに乗るのがとても恋しかったので、週末が始まってどんな可能性が見えてくるか楽しみだ。もちろん、プロトタイプマシンの開発にまた週末を費やすことになるので、来シーズンに向けて万全の準備をすることが最大の目標だよ」
[オートスポーツweb 2025年10月22日]