
大陸から高気圧が張り出し、寒気が流れ込んでいる北陸地方。明日23日(木)から24日(金)にかけては広く秋晴れになり、朝晩と昼間の気温差大に。また、25日(土)は一旦寒さが和らぐも、26日(日)の雨を境に再びこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。来週は再び冷え込みが強まる時期があるため、暖房やコートなど厚手の上着を準備するなど体調の管理にお気をつけください。紅葉の見ごろは、標高の高い山間部から徐々に麓へと移っていくでしょう。
明日23日(木)と24日(金)は秋晴れ 朝晩と昼間の気温差10℃以上
明日23日(木)から24日(金)にかけては大陸から張り出す高気圧に覆われるため、北陸地方は広く秋晴れになるでしょう。
昼間は晴れて日差しが暖かく感じられますが、朝晩は冷え込みが強まり、朝晩と昼間の気温差が内陸部を中心に10℃以上と大きくなりそうです。
新潟県の上・中・下越では今日22日(水)15時現在、霜注意報が発表されています。明日23日(木)朝は霜に対する農作物の管理に注意してください。
25日(土)は低気圧が日本海から近づくため、天気は下り坂で、次第に雲が広がり、夕方以降は雨の降る所があるでしょう。
朝は冷え込みますが、日中は南から暖かい空気が流れ込んで20℃を上回る所が多くなりそうです。昼間は比較的過ごしやすいでしょう。
26日(日)は低気圧や前線が日本付近を通過するため、北陸地方では広い範囲で雨が降り、一時雨脚の強まる所があるでしょう。
27日(月)は低気圧がオホーツク海で発達するでしょう。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、北陸上空には再びこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。来週前半は再び寒気の影響で気温が下がり、最高気温は11月上旬〜中旬並みの肌寒さとなりそうです。暖房やコートなど厚手の上着を準備するなど、体調の管理にお気をつけください。
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2週間天気後半(30日〜11月4日) 変わりやすい天気 気温は高めで経過か
31日(金)以降は、2〜3日の短い周期で低気圧や前線が通過する見込みで、天気は変わりやすくなるでしょう。月末から11月はじめは、今のところ、強い寒気の流れ込みはなく、気温は平年並みか高めとなりそうです。朝晩の冷え込みも若干落ち着くでしょう。
今日22日(水)現在、新潟県では湯沢町の苗場ドラゴンドラで紅葉の見ごろを迎え、湯沢高原パノラマパークや魚沼市の奥只見湖周辺などで色づき始めています。また、富山県では黒部ダムで見ごろを迎え、南砺市五箇山菅沼合掌造り集落などで色づき始めている所があります。来週にかけては、紅葉の見ごろが標高の高い山間部から徐々に麓へと移っていきそうです。