死刑廃止は不適当＝平口洋法相―高市内閣・新閣僚会見

　外国人の問題は差し迫った課題だ。一定の専門性、技能を有する外国人材を円滑に受け入れるとともに、在留管理を徹底する。外国人政策担当相と協力し、不法滞在対策の強化、出入国管理の徹底と、共生社会の実現に必要な環境整備を着実に進める。死刑制度の存廃は刑事司法制度の根幹に関わる重要な問題だ。凶悪犯罪が後を絶たない状況に鑑みると、廃止は適当ではない。保護司制度が行き詰まってきており、保護司個人の負担軽減に取り組む必要がある。