26日頃は関東や近畿で木枯らし1号の可能性 繰り返し寒気が南下 体調管理に注意

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2025年10月22日 17:12  日本気象協会

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日本気象協会

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今日22日(水)は、広く冷たい雨が降り、関東から九州では初冬の寒さになった所が多くなりました。明日23日(木)は寒さが少し和らぎますが、26日(日)頃は再び強い寒気が流れ込むでしょう。冷たい北寄りの風も強まり、東京や近畿では「木枯らし1号」が吹く可能性があります。その後も、繰り返し寒気が南下するでしょう。季節は確実に進んでいます。体調管理にご注意ください。

23日(木) 関東〜西は寒さが少し和らぐ 北日本は山地を中心に雪

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今日22日(水)は、関東から九州の太平洋側を中心に冷たい雨が降り、気温はほとんど上がりませんでした。最高気温は未明に観測された所が多く、日中は東京都心で12℃前後で経過し、12月上旬〜中旬並みの寒さでした。明日23日(木)は、日差しが戻り、東日本と西日本の寒さは少し和らぐでしょう。一方、北日本では上空5,500メートル付近で-24℃以下の寒気が通過する見込みです。北海道の標高の高い所では雪が降るでしょう。

24日(金)〜25日(土)沖縄や九州は夏日に 近畿〜東北は晩秋らしい気温

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24日(金)になると上空の風は弱まり、前線の活動も弱まる見込みです。25日(土)にかけて、沖縄や九州は暖気の影響で、日中は25℃以上の夏日になるでしょう。四国や中国地方も、この時期としては高くなりそうです。近畿から東北は晩秋らしい気温ですが、北海道には上空の寒気が居座るでしょう。気温は平年より低く、朝は5℃を下回る見込みです。降雪や路面凍結にご注意ください。

26日(日) 前線通過後は寒気流入 木枯らし1号の可能性も

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週明け26日(日)は低気圧や前線が日本付近を通過し、広い範囲で雨が降るでしょう。前線通過後は天気が回復しますが、一時的に西高東低の気圧配置となり、再び強い寒気が流れ込みそうです。北寄りの風が強まり、東京や近畿で「木枯らし1号」が吹く可能性があります。予想気温の数字はそれほど低くなくても、冷たい風が強めに吹くと、数字より寒く感じられそうです。服装選びは慎重に行ってください。

27日(月)頃には暖気が流れ込むため過ごしやすくなりますが、28日(火)から29日(水)は再び寒気の影響が強まり、気温は平年並みか低くなるでしょう。日ごとや一日の気温差で体調を崩さないよう、お気をつけください。

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