あべ静江、デュエット新曲が48年ぶりにランクイン「大病乗り越えて…生きていて良かった」

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2025年10月22日 17:16  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

あべ静江

歌手で女優のあべ静江(73)が16日に発売したデュエット曲「ふたりの思い出」が、1977年(昭52)の「ゆらめき」以来、48年ぶりにオリコンのランキング入り(25位、27日付)したことが22日、分かった。21日付の「サウンド・スキャンジャパン」でも11位にランクインした。


デュエットの相手は日本歌手協会「米国友の会」の会長も務める藤本章(75)。22歳で渡米して事業などで成功を収めた立志伝中の人物で、ロス・インディオス&工藤夕貴のヒット曲「コモエスタ・ロスアンジェルス」などの作詞を手がけるなど、実業と音楽文化の“二刀流”で日米の架け橋を担っている。


あべは「実は20代の時にロスで藤本さんにはお会いしたことがありまして。そのときの写真もあるんですよ。CDジャケットにも使っているんです。お互い若かったわねえ…」と出会いを振り返り「でも今回の歌がいきなり、私には無関係だとずっと思ってきたオリコンチャートに入ってびっくりしています」とコメントした。


歌詞は日本と米国に離れた男女が時をへて再会し、未来をともに歩み始める内容。あべは「ある意味での実話ですよね。まあ恋人ではありませんが…(笑い)。最近、大人のデュエットのヒット曲が生まれなかったので、いろんなお相手とそれぞれの思い出を重ねながら歌っていただければ。私も大病(22年に脳梗塞を発症)を乗り越えて、こうして歌えている幸せをかみしめています。生きていてよかった。藤本さんの力も借りて米国でもヒットさせたい」と喜びを明かした。

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