ニコール・キッドマンとキース・アーバン「理想の大物カップル」といわれていた大物女優ニコール・キッドマンと人気歌手キース・アーバンが9月末、19年間の結婚生活に終止符を打った。ともにオーストラリア出身の仲良し夫婦の間に何があったのか、本当の破局理由は今のところ分かっていないが、「キースにはすでに新しい恋人がいる」との噂も。
キースとの関係が取り沙汰されているのは25歳のカントリー歌手のマギー・ボーで、離婚が報じられて以降、彼女のインスタグラム投稿には批判が多数寄せられている。
◆「悪魔には負けない」渦中の女性が新曲で匂わせ
ここ最近、にわかに注目度が高まっているマギー。これまでキースとの不倫疑惑について肯定も否定もしてこなかった彼女が「ついに沈黙を破った」と話題になっている。
マギーは今月10日、新曲「The Devil Win」をリリースし、その一部をSNSで公開。曲の中では、「自分は何を信じているのか、自分の魂をどう癒せばいいのか、この感情とどう戦えばいいのか分からない」「燃えるような崖っぷちにどれだけ近づいても、それがどんなに魅力的でも、悪魔には負けない」などと歌っている。
ドキッとするような歌詞が続くこの新曲。マギーは自分で作詞作曲を手がけていることから、彼女自身が抱える心の葛藤や自己不信を表現しているとみられている。
やっぱりキースとの噂は本当だったのか……この曲を聴いて、そう確信した人も少なくなかったようだ。
◆妻に捧げたラブソングの歌詞をわざわざ変えて歌う
キースとマギーの関係が疑われるきっかけとなったのが、9月26日に行われたミネソタ公演。キースが『ザ・ファイター』という楽曲を演奏している際に、歌詞を変えて歌ったことだった。
『ザ・ファイター』はキースがかつて妻ニコールに捧げたラブソング。曲の中で「ベイビー、僕が君を守る存在になる」とニコールに呼び掛けるパートがあるが、この部分を「マギー、僕が君のギタリストになる」と歌詞を変えて歌っていたのだ。
しかも、マギーがそのライブ動画をSNSに堂々とアップ。「彼本当にそんなこと言った?」というキャプションを付けて投稿した。
米ゴシップサイト『TMZ』の報道を皮切りに、世界中に駆け巡ったニコールとキース破局のニュース。9月30日には、ニコールが離婚を申請したと米誌ピープルなどが伝えた。これまで不仲説や離婚危機説などが報じられていなかっただけに、突然の離婚報道に世界中が衝撃を受けた。
そうしたなか、妻に捧げたラブソングの歌詞を変えていたことが発覚したキース。そして、その様子を動画でシェアしたマギー。そんな2人に対し、あちこちから怒りの声が噴出。
「キースのファンはやめた」「妻のために作った曲にこんなことするなんて超最低」「どうして離婚報道の真っただ中にこれを投稿するの?」「ニコールや子供たちにもっと配慮すべき」「彼は中年の危機に陥っていて、若い彼女で気を紛らわそうとしているだけ」などと批判が相次ぎ、マギーの公式インスタのコメント欄は大荒れすることに。
◆「職場恋愛はしない主義」とキッパリ
2024年のCMTミュージック・アワードでキースと一緒に演奏したことをきっかけに、彼のツアーに参加し、ギタリストを務めるようになったというマギー。ところが、今では「キースの家庭を壊した」と疑いの目を向けらるように。
ただ現時点では、キースがライブで歌詞を変えたこと以外に、2人の不倫関係を示す確たる証拠はないとの見方もある。
さらに、マギーは2017年のインタビューで「職場恋愛はしない主義」と断言し、「バンドのメンバーと付き合って別れたら、ドラマーがいなくなっちゃった、なんてことになってしまうから」と話していたことも最近明らかに。
また英タブロイド紙『Daily Mail』は、マギーにはキース以外に付き合っている男性がいると報道。「お相手は25歳の照明デザイナーで、カップルの2ショットも公開している」と伝えている。
◆音楽業界の女性と新たなロマンス? 妻は突然の別れに「衝撃」
「最も安定したカップル」で知られていたニコールとアーバンは2006年に結婚。ニコールはハリウッドの売れっ子女優として、キースはカントリーミュージックのスターとして活躍しながら、2人の娘にも恵まれ、愛情あふれる家庭を築いてきた。
イベントや授賞式のレッドカーペットでは、常に仲睦まじい様子を見せてきた2人。今年6月ごろまでは、一緒にサッカーの試合を観戦する様子がキャッチされたり、夫婦の熱々ショットを投稿して結婚記念日を祝ったり、これまでと変わらぬ仲の良さを見せていた。
ところが、そんな2人に異変が。関係者によると「夫婦は今年の夏から別居していた」という。
「離婚の意思が固かった」「同じ音楽業界の女性とすでに関係が始まっている」などと伝えられているキース。一方のニコールについては、「離婚を望んでいなかった」「結婚生活の修復に向けて闘っていた」といわれている。けれども結局、ニコールが9月30日、「和解しがたい不和」を理由に自ら離婚を申請したと米ピープル誌などが報じた。
突然の別れに「裏切られた」と感じ、「離婚という結果に衝撃を受けている」と伝えられているニコール。それでも、俳優やモデルとして精力的に仕事を続け、資生堂の最高級ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の広告塔として臨んだインタビューではこう語っている。
「どんなに辛くても、どんなに困難でも、どんなに打ちのめされるようなことでも、必ず乗り越える方法があるというのを知っているのは、大切なことです」
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>