
この先、関東は短い周期で天気が変わるでしょう。洗濯物などは晴れる日の日差しを有効に活用すると良さそうです。11月1日ごろからは、10年に一度レベルの高温が予想されるなど気温の高い傾向が続きますが、急な寒さには注意が必要です。
天気は短い周期で変化
この先、日本付近は移動性高気圧と低気圧・気圧の谷が交互に通過して、短い周期で天気が変わりそうです。
明日24日(金)は高気圧に覆われて、広く晴れる見込みです。今日23日より日差しの出る時間が長く、日中は過ごしやすい陽気となるでしょう。
ただ、明後日25日(土)は気圧の谷が近づいて雲に覆われ、午後は雨の降る所がありそうです。26日(日)は低気圧や前線が通過して、雨が降ったりやんだりするでしょう。ザッと雨脚が強まることもあるため、しっかりとした大きい傘が必要です。
27日(月)は西から高気圧に覆われ、天気が回復する見込みです。最高気温は23度前後ですが、北よりの風が強まって日陰では空気がヒンヤリと感じられそうです。28日(火)、29日(水)も広く晴れるでしょう。
短い周期で天気が変わるため、晴れる日の日差しを有効活用して、夏用の洋服や薄手の寝具などの洗濯物を済ませてしまうと良さそうです。
山沿いや内陸では紅葉が進む 寒さ対策はしっかりと
関東の平野部ではこの先、最高気温は20度前後、最低気温は10度前後の予想ですが、山沿いや内陸では朝晩は10度以下の日が多くなり、5度を下回る日もあるでしょう。
紅葉は、北部の標高の高い所ではすでに見ごろを迎えている所もありますが、色づきが進んでくるでしょう。秩父など南部の内陸でも紅葉が進みそうです。
平野部よりも一足早く紅葉狩りを楽しめますが、朝晩を中心にグッと気温が低くなります。お出かけの際は厚手の上着やダウンコートなどで、しっかりとした寒さ対策が必要です。
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この先1か月も気温が高い 急な寒さには注意
今日23日気象庁が発表した最新の1か月予報によりますと、この先1か月の気温は、平年より高い予想です。日本付近が温かい空気に覆われやすいためで、季節の進み方はゆっくりとなりそうです。
特に11月1日ごろからはかなりの高温が予想されるとして、気象庁は高温に関する早期天候情報を発表しました。これは、その地域で、その時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が高まっているときに発表されるものです。
ただ、一時的に寒気が流れ込んで、日中でも冬の寒さとなることもあるため油断は禁物です。また、12月の気温は、ほぼ平年並みと予想されていて、季節が一気に進みそうです。
なお、この先1か月の降水量は、平年並みか多い予想で、天気のぐずつく日が多くなりそうです。日差しの有無で体感温度が洋服1枚分変わることもあります。日々の天気予報で、天気と気温を確認して、服装選びは慎重になさってください。