25日〜26日は広く激しい雨や雷雨 来週は北海道で雪 東京や近畿で木枯らし1号か

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2025年10月23日 17:40  日本気象協会

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日本気象協会

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25日(土)から26日(日)にかけては2つの前線を伴った低気圧がそれぞれ本州の南岸や北日本付近を通過するでしょう。25日(土)は九州から関東で雨が降る見込みです。激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。26日(日)は近畿から北海道で雨が降り、雨脚が強まる所があるでしょう。27日(月)は西高東低の気圧配置となり、寒気が流れ込みそうです。北海道は荒れた天気で、平地でも雪が降るでしょう。東京地方や近畿地方で木枯らし1号が吹く可能性もあります。

25日(土)から26日(日)は激しい雨や雷雨

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24日(金)も本州付近では秋晴れが続く所が多いでしょう。

ただ、晴天は続きません。25日(土)は、低気圧や前線が西から近づき、天気が下り坂に向かうでしょう。九州から近畿は午前中から、東海や関東も午後は次第に雨が降りだしそうです。太平洋側では激しい雨や雷雨の所があるでしょう。低い道路の冠水にご注意ください。26日(日)は、二つの前線を伴う低気圧が本州の南岸と北日本をそれぞれ進む予想です。近畿から北海道にかけて広く雨が降るでしょう。低気圧や前線通過時は雨脚が強まりそうです。また、伊豆諸島では警報級の大雨となる恐れもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意・警戒が必要です。

週明け(27日・28日)は西高東低の気圧配置 北海道や東北は大荒れの恐れ

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27日(月)から28日(火)にかけては西高東低の気圧配置となるでしょう。北海道や東北では風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。本州でも北風が強まり、東京地方や近畿地方で木枯らし1号が吹く可能性もあります。

週明け(27日・28日)は上空に寒気が流入

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北海道の上空にはマイナス6℃以下の平地でも雪を降らせるような寒気が流れ込む予想です。東北の上空にも0℃以下の山に雪を降らせるような寒気が流れ込む見込みです。北海道では日本海側やオホーツク海側を中心に平地でも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。風も強まり、吹雪く恐れもあります。車は冬の装備で、路面状況の変化にご注意ください。東北や関東甲信、北陸の標高の高い山でも雪の降る所がありそうです。初冠雪の便りが続々と届きそうです。

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