玉川徹氏が疑問連発 佐々木麟太郎指名のソフトバンク判断に「スタンフォード卒業した方がいい」

1

2025年10月24日 10:11  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

スタンフォード大・佐々木麟太郎(25年4月)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は24日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演。23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、ソフトバンクが米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)を1位指名し、交渉権を獲得したことについて疑問を連発し、佐々木の過去の発言を引き合いに「大学を卒業した方がいい」と、私見を示した。


佐々木に関しては、ソフトバンクの王貞治球団会長(85)が交渉権獲得後、球団を通じ「まずは指名権を得られたことが何よりうれしいですよ。我々の思いが通じたんだと思うね。彼の魅力は何と言っても長打力。長打力というのは先天的なもので、後からなかなか身につくものじゃない。うちでプレーすることになれば、その才能をさらに開花させてチームの看板選手となれるように頑張って欲しいね」とコメントを発表。交渉権獲得後、王会長が佐々木本人と直接、電話で会話をしたことも明らかになった。


番組では昨年3月、渡米前の佐々木にMCのフリーアナウンサー羽鳥慎一がインタビューして以降、渡米後も継続的に佐々木の動向を見守ってきた。羽鳥は「去年インタビューした時、(佐々木は)『孫正義さんが、いちばん憧れる人なんですよ』と言っていた」とした上で、孫氏がソフトバンクを創業したことを念頭に「そこが指名したという。どうなのこの運命は」と感慨深げに語った。


しかし玉川氏は、「大学2年の段階で、そういう段階で、普通指名をするのか?と。(大学を)辞めてこい、という話?」と、今回の指名に疑問を呈した。


羽鳥が、昨年のルール変更で、MLBドラフトの指名対象となる選手について、MLBドラフトからさかのぼり、約10カ月前のNPBドラフトで指名対象となることが確認され、ルールにのっとったものであることを告げたが、玉川氏は「お父さんは、大学を卒業してほしいという報道もある。何のためにスタンフォードに行ったのかというと、人生は野球だけではない、ということでしょう? 卒業しないと意味がないと思っていた。じゃあ何? 日本のプロ野球はそれを辞めて来いといって言っているの? 大学卒業までが(交渉期限じゃ)ないでしょ?」と、次々と疑問を呈した。


羽鳥が「それくらい魅力があるから。悪い言い方をすれば玉川さんの言うように…」と説明すると、玉川氏は「僕は、スタンフォードを卒業した方がいいと思う。だって、何のために行ったのかと。だって、入れないからね、本当に。世界トップの大学だから」とした上で「それを指名するのはどうなんだろうと、僕は思いました」とも、再び指摘した。


これに対し、金曜コメンテーターを務める元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は、「ソフトバンクが彼の人生設計をじゃまするというのは、当然、ない。ちゃんとルールにのっとった指名で、交渉権を獲得したということ」と、玉川氏にピシャリ反論。「これからどうなるかは分からない。スタンフォードにだれか(球団関係者が)行って、交渉をするという話」と、今後の見通しを推測した。

このニュースに関するつぶやき

  • ルール上は指名しても問題無いから指名したということでしょう。でも、本人が中退して日本のプロ野球選手になりたいという気持ちが無い限り、こんなのは迷惑だよね。確認したの?
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定