『トゥギャザー』© 2025 Project Foxtrotサンダンス映画祭でワールドプレミア上映され大反響を呼んだホラー映画『トゥギャザー』(原題:TOGETHER)が、2026年2月6日(金)より公開されることが決定した。
長年連れ添ってきたミュージシャン志望のティムと小学校教師のミリーは、住み慣れた都会を離れ、田舎の一軒家に移り住む。ところが森で道に迷い、不気味な地下洞窟で一夜を過ごした直後から、2人の穏やかな日常が暗転する。
ティムは突然意識が混濁し、身体が勝手に暴走する奇妙な症状に悩まされ、気持ちがすれ違いがちだったミリーとの関係が危うく揺らぎ出す。やがて、その異変はミリーの身にも勃発。目に見えない磁力に引き寄せられるかのように互いを求め合うその想像を絶する現象は、ふたりが一緒に育んできた愛と人生すべてを侵蝕していくのだった…。
辛口レビューサイト「ロッテントマト」では批評家スコア90%(2025年10月現在)の高評価を得ており、米レビューサイトでも「今年一番のホラー映画」「最高に楽しい」「忘れられない」「度が過ぎている」など興奮の声が相次いでいる。
本作は恐怖映画のサブジャンルであるボディ・ホラーの「身体の突然変異」と恋愛の「共依存」を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を映し出す。超自然的な身体の変異現象に見舞われた男女がシュールで皮肉な極限状況に陥ってしまう姿を描く映像世界は、予想のはるか斜め上を行くスリルとサプライズ、ブラックユーモアが満載である。
監督・脚本を手がけたのは、すでにA24製作の次回作が決定している、オーストラリア出身の新人監督マイケル・シャンクス。破格の衝撃性と共感度の高さを絶妙のバランスで両立させ、比類なきオリジナリティーを獲得した。
主演は『グランド・イリュージョン』『愛はステロイド』のデイヴ・フランコと、『プロミシング・ヤング・ウーマン』のアリソン・ブリー。実生活で夫婦でもあるふたりは本作のプロデューサーにも名を連ね、夫婦二人三脚、まさに心血を注ぎ込んだ愛の傑作となっている。
さらに、二つの目玉がくっつきそうなほど近距離にある衝撃のメインビジュアルも解禁。ボディ・ホラー感満載のデザインとなっている。「不快でグロテスク。本当に常軌を逸している。」というScreen Daily誌の言葉が示すとおり、不穏な展開を予感させるビジュアルだ。
併せて解禁された特報予告では、田舎町に越してきた主人公ティムとミリーのカップルが次々と不可解な現象に見舞われる様子が描かれる。本人たちも理由が分からないまま強力に“惹かれ合っていく”が、彼らの身に何が起きているのか。そして「これしか方法がないの!」と叫ぶミリーがチェーンソーを手にした理由とは…? 先の展開が気になりすぎる映像となっている。
『トゥギャザー』は2026年2月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開。
(シネマカフェ編集部)