
国際政治学者の横江公美東洋大教授が24日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演。高市早苗首相が来週28日、トランプ大統領と日米首脳会談を行うことについて、「理解し合うのが目的」とした。
横江教授によると、トランプ大統領が今回アジアに来る一番の狙いは、「中国とどう対峙(たいじ)していくか」だという。「日本に寄る。これは、日本にとってすごくいいメッセージをもらったと思うんです。アジアにとって日本が一番の要の国である、一番自分たちの重要なパートナーなんだと見せることになります。特に中国と対峙していくために一番パートナーになる国は日本」と位置付けた。
トランプ大統領の行動パターンとして横江教授は、「何かをするときに必ず味方をまとめます」と分析。「ロシアは敵ですから、ウクライナとNATOと先に話をします」と例を挙げた。
続けて「と考えると、アメリカにとって最初に話しておきたいのは日本な訳ですよ。次は韓国ですよ。その順番にしたと思うんです。高市さんの役割はすごく大きいと思います。まずは信頼関係を作るのが一番大事。結果として実務的な話にはなるでしょうが、まずは大きな目的、枠組みをしっかり話し合うんじゃないか。理解し合うのが目的だと思います」と説明していた。
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