
弁護士の正木裕美氏が24日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(月〜金曜午後1時55分)に出演。元TOKIO国分太一(51)が、コンプライアンス違反を理由に出演番組を降板させた日本テレビの対応に問題があったとして、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てたことについてコメントした。
正木氏は、国分側が裁判ではなく日弁連への申し立てを選んだことについて「比較的柔軟な解決方法を求めていきたいんだということもあるでしょうし。世論に対してこういう状況はどうなんですかと」と国分側が世間に対して問いかけたい気持ちがあると推察。
日テレ側が関係者のプライバシーに配慮することは大前提としつつ「国分さんの人権をあまりに軽視しすぎたんじゃないかという問題提起。こういうところを広げて、ご自身が謝罪したいとか説明責任を果たしたいというのは裁判では実現しにくいけれども、それができる空気を醸成していけないかと模索したことなのかと思う」と語った。
今後の展開については「それぞれ権利や守らなければならないところがありますけど、弁護士の方が『こういう形でやるのが適切なんだけど、どう思われますか』と提案していくのかと。相互に納得できるところが模索できるような形に将来的になっていけば」と期待。人権救済申し立てに関しては結論が出るまで数年かかることもあるとし「状況を見ながらという形になるのかと思います」と説明した。
23日に国分の代理人弁護士の菰田優氏が会見。菰田氏によると、国分は日テレに謝罪したい意向だが、日テレ側の拒否が続いているという。一方で局側と対立するつもりはなく、「自分がやったことの答え合わせをさせていただきたい」と話していると説明。国分は違反の内容を知らされていないとし「国分さんのハラスメント行為と日本テレビ側の処分はバランスが取れているか疑問」と日テレ側の対応に疑問を示した。
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日本テレビも書面でコメントを発表し、双方の代理人弁護士の協議中に、やりとりの内容や関係者の特定につながりかねない情報を含めて会見したことについて「誠に遺憾であり、強く抗議します」。一連の対応については「特に問題はないものと考えております」としている。
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