一発の速さを発揮も「レースペースの改善を模索」とクアルタラロ。リンスとともにトップ10/第20戦マレーシアGP

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2025年10月24日 21:00  AUTOSPORT web

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ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)/2025MotoGP第20戦マレーシアGP 初日
 10月24日、2025年MotoGP第20戦マレーシアGP MotoGPクラスの初日のプラクティスがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは5番手、アレックス・リンスは10番手で予選Q2へダイレクト進出を決めた。

 フリー走行1回目では、ヤマハの両ライダーともにフロントにハードタイヤ、リヤにソフトタイヤを選択。残り13分ごろから雨が降ると、残り5分ほどでクアルタラロとリンスを含むの半数以上のライダーがコースインし、ウエット路面で周回を重ねた。このセッションでは、クアルタラロが2分00秒733で8番手、リンスは2分01秒579で18番手となった。

 雨は程なくして止み、ドライコンディションでプラクティスがスタート。ほぼ全ライダーが前後ソフトでコースイン。残り19分ごろに1分58秒113の暫定トップタイムを記録したクアルタラロは、終盤のアタックランで1分57秒868で5番手。リンスは最終アタックで転倒したものの、1分58秒177で10番手となった。

 ヤマハ勢においては、プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPのジャック・ミラーはプラクティスで3番手、ミゲール・オリベイラは18番手となった。ワイルドカード参戦のアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)は23番手で終えている。


ファビオ・クアルタラロ(FP1:8番手、プラクティス:5番手)

「今のところバイクのフィーリングはあまり良くない。グリップが低いときはどうしても苦戦してしまうんだ。普段の感触と少し違っていて、まだ解決策を見つけられていない」

「1周の速さがあることは分かっているけれど、レースでのペースをどう改善するかをまだ模索している。明日は天候が少し助けになってくれればと思っているよ」


アレックス・リンス(FP1:17番手、プラクティス:10番手)

「ウエットや小雨などのミックスコンディションで、かなり難しい路面状態だった。でも、今日はタイヤのマネジメントがメインの課題だった。FP1ではリヤもフロントもかなり苦労したよ。僕らが使ったタイヤは、テストでは未使用の機能しないと分かっているものだったんだけど、タイヤを温存する必要があったから今日はそのタイヤで走ったよ」

「とはいえ、それ以外でもプラクティスではグリップに苦しんだよ。路面はドライだったけど、グリップは完璧ではなかった。それでもトラクションと良いセットアップを見つけようとして、最終的にはトップ10に入れたからポジティブだ。限界で走っていたからか、5コーナーで転倒してしまったけど、それでも3戦連続でQ2に進出できたから、とても満足している」

[オートスポーツweb 2025年10月24日]

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