
俳優市原隼人(38)が24日、都内で主演映画「おいしい給食 炎の修学旅行」(綾部真弥監督)の初日舞台あいさつに出席した。給食をこよなく愛する中学教師・甘利田幸男役の市原は、教え子のアレンジ給食の天才・粒来ケン(田澤泰粋=17)と修学旅行先でご当地料理対決を繰り広げる。
劇場入り口で入場する観客を出迎えて1人、1人に「おはよう。早くしないと遅刻するぞ。今日は思いっきり楽しんで」と甘利田になりきって声をかけた市原は「『おいしい給食』シリーズ最新作の初日を迎えられたことを心からうれしく思います。今回は、東北での撮影。前は40度の酷暑の中で撮影したのに、今回はまさかの寒波の中での撮影でした。ご当地グルメもたまりませんでした」と話した。
6年ぶりヒロイン復帰の武田玲奈(28)は「まさか6年もたって復活させてもらえるとは思いませんでした。貴重な経験をすることができました」。給食配膳員役のいとうまい子(61)は「みなさん、楽しいロケ撮影に行っていたんですね。私には、そんな事全然なかった」と笑った。
スパルタ教師役の片桐仁(51)は「すぐ怒鳴って、定規で机をたたく、僕の嫌いなタイプの教師でしたが、やっていて興奮しました。役所冥利(みょうり)につきます」。
校長役の小堺一機(69)は「この作品はファンで見ていたので、声をかけてもらえてうれしかったです。家族にもほめられました。娘に『一応、認められてるんだ』っていってもらえました。市原さんと向かい合うと、僕は乙女になっちゃうんです。瞳の奥に本当に炎があるような熱いって気持ちがあるんです。現場はちゃんと厳しく、ちゃんと楽しかったです」と話した。
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