再び日本人が3人走行。若手勢最速は6番手リンドブラッド、セッションはルクレールが首位/F1メキシコシティGP FP1

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2025年10月25日 05:00  AUTOSPORT web

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2025年F1第20戦メキシコシティGP アービッド・リンドブラッド(レッドブル)
 現地時間2025年10月24日(金)、F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行1回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手はニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)となっている。角田裕毅(レッドブル)は8番手だった。

 アメリカ大陸での連戦の2戦目は、メキシコシティGP。舞台となるのは、標高2000mを超える高地にあることでも有名なアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス。持ち込まれたタイヤはハードがC2、ミディアムがC4、ソフトがC5というひとつ飛ばしの3種類だ。

 このFP1では、キック・ザウバーを除く9チームが若手ドライバーを起用する。これは、F1チームがマシン1台につき2回のフリー走行を若手ドライバーに経験させなければならないという規則に基づくものだ。参加ドライバーは、パト・オワード(マクラーレン/ランド・ノリス車)、アントニオ・フォコ(フェラーリ/ルイス・ハミルトン車)、アービッド・リンドブラッド(レッドブル/マックス・フェルスタッペン車)、フレデリック・ベスティ(メルセデス/ジョージ・ラッセル車)、ジャック・クロフォード(アストンマーティン/ランス・ストロール車)、平川亮(ハース/オリバー・ベアマン車)、岩佐歩夢(レーシングブルズ/リアム・ローソン車)、ポール・アーロン(アルピーヌ/ピエール・ガスリー車)、ルーク・ブラウニング(ウイリアムズ/カルロス・サインツ車)の9人だ。このなかでフリー走行に初めて参加するのは、フェラーリのフォコとアストンマーティンのクロフォードのふたりとなっている。

 気温23度、路面温度48度というコンディションで、現地時間24日の12時半にセッションがスタート。コース上はアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)とエステバン・オコン(ハース)、ヒュルケンベルグの3台がミディアムタイヤ、それ以外はハードタイヤだ。あまり使われていないコースということもあり、走れば走るほど路面の状態が改善され、タイムは大きく更新されていく。

 セッション開始とともに各車コースに出ており、全車大きな問題もなく走行が進んでいく。序盤にトップに立ったのはミディアムのハジャーで、タイムは1分20秒128。続いて0.367秒差で2番手にハードの角田、0.388秒で3番手にミディアムのオコンが並ぶ。岩佐は1分21秒785で13番手、平川は1分21秒935で16番手だ。

 セッション中盤に入ると、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を筆頭にソフトタイヤを投入し、ピアストリは1分19秒035をマークしトップに浮上。ルクレールが1分18秒895で2番手に続いている。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は1分18秒487でピアストリを0.297秒上回った。角田はソフトで1分19秒275で5番手、平川は1分20秒073で12番手。レーシングブルズはソフトではなくミディアムを投入し、ハジャーが1分19秒409で6番手、岩佐は0.148秒差の1分20秒153で13番手だった。

 ルクレーはその後1分18秒380をマークし再びトップに立った。終盤は各車最初に使用したタイヤに戻して走行。トップは変わらずルクレールで、アントネッリ、ヒュルケンベルグというトップ3でセッションは終了した。参加した9人の若手ドライバーのなかでトップだったのは6番手のリンドブラッドで、タイムは1分18秒997だった。その他の若手勢はオワードが13番手、ベスティが14番手、アーロンが15番手、平川が16番手、岩佐が17番手、ブラウニングが18番手、クロフォードが19番手、フォコが20番手となっている。

[オートスポーツweb 2025年10月25日]

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