
前妻で女優のアンバー・ハード(39)へのDV疑惑でハリウッドの第一線から遠ざかっていた俳優ジョニー・デップ(62)が、ハリウッドのメジャースタジオ作品に本格復帰することが分かった。米ピープル誌など複数のメディアによると、デップは2026年11月公開予定のパラマウント・ピクチャーズが製作する英作家チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」を映画化した新作「エベネーザ:ア・クリスマス・キャロル」に主演することが決まったという。
監督にはホラー映画「X エックス」(2022年)などで知られるタイ・ウェストが起用されている。「ディケンズのロンドンを舞台にしたスリリングな幽霊物語である本作は、ある男が過去・現在・未来と向き合い、2度目のチャンスを求めて超自然的な旅を繰り広げる姿を描いている」とオンラインメディアのデッドラインは作品について説明している説明。デップの復帰にふさわしい作品となっている。
デップは2017年に離婚したハードとの名誉毀損(きそん)裁判で2022年に勝訴したものの事実上ハリウッドから干された状態が続き、裁判終了後は米国を離れて欧州に拠点を移していた。騒動後はフランス映画「ジャンヌ・デュ・バリー国王再期の愛人」(23年)に主演していたが、ハリウッドのメジャースタジオ作品への出演は2018年公開の「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」以来8年ぶりとなる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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