TGRR GR Yaris M concept 2025スーパー耐久第6戦岡山 10月25日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第6戦『スーパー耐久レースin岡山』が開催されている岡山県の岡山国際サーキットで、トヨタ自動車は今回からST-Qクラスに参戦している32号車TGRR GR Yaris M concept(モリゾウ/佐々木雅弘/小倉康宏/石浦宏明)についての説明を行った。
1月の東京オートサロンでその参戦が発表され、大きな注目を集めていたTGRR GR Yaris M conceptは、GRヤリスに開発中の直列4気筒2リッターターボのG20Eエンジンを搭載し、さらにミッドシップ四駆化するという意欲的な車両だ。オートサロンでの発表時に比べ大柄なフェンダーを搭載し第6戦岡山に登場したが、コンパクトなGRヤリスにも関わらずリヤにはG20Eエンジンをはじめとしたドライブトレーンがギッシリと詰め込まれている。
こうしてGRヤリス Mコンセプトは複数の試作車を経て、改善を行いながら2025年1月の参戦発表に至り、7月の第5戦オートポリスでのデビューこそならなかったが、第6戦岡山からTGRR GR Yaris M conceptとして登場することになった。ミッドシップ化にともない重量バランスや駆動力のバランスを改善し、リヤへのドライブトレーンや冷却等もあり、フェンダーも拡大された。