
NHK出身のフリーアナウンサー膳場貴子は26日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。高市早苗首相が24日に国会で行った所信表明演説について「所信表明は、語ったことだけでなく、何が語られなかったかということも重要なんですね」と指摘した。
番組では、高市氏と政治信条が近い議員も起用された新内閣の顔ぶれのほか、所信表明演説で、連立を組んだ日本維新の会の求めを丸のみする形で合意した議員定数削減や、「政治とカネ」の問題が、語られなかったことを伝えた。
一方、副大臣・政務官人事では、自民党の裏金事件をめぐり政治資金収支報告書への不記載が指摘された旧安倍派の7人が起用されたことや、高市氏が「後継」を自任する安倍晋三元首相の最側近だった今井尚哉・元首相秘書官を、内閣官房参与に起用した人事も紹介。番組では、こうした人事について「安倍氏のスタイルを踏襲しようとする姿勢を鮮明に打ち出しています」と触れた。
これを受け、膳場は「最後の官邸人事も気になるんですけれど」と、今井氏らの起用に触れながら「官邸に権限を集中させる政権運営という、これも第2次安倍政権をお手本にしている、そこを目指しているのかなという風にも感じます」と語った。
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