
日本における“ヘビーメタル&ハードロックの聖地”である老舗ライブハウス、目黒鹿鳴館が26日、公式X(旧ツイッター)を更新。今年12月をもっての移転を発表した。
「お知らせ」と題し、「目黒鹿鳴館の目黒での営業につきましては、12月11日(木)『残された力vol.8』をもちまして終了となります」と発表した。
「2度にわたる延期(ほぼ2年)を順調に営業できたのも、ひとえに関係各位・演者の皆さま、ならびにご来場いただいたお客さまのおかげです。ありがとうございます。また、ビルのオーナーさまにも感謝しかございません」と続けた。
また、「2025年1月19日でいったん“さよなら目黒鹿鳴館”公演を行ったこともあり、今回は当社主催の“さよなら公演”的なイベントは開催いたしません」としている。
「新天地選びは慎重に行っており、再開の日程はまだ公表できる状況にございませんが、以前もお伝えした通り鹿鳴館は続けて参ります。公表できる段階になり次第ご報告いたします」と代表者名で発表した。
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同所は1980年(昭55)にオープン。初期は米米CLUB、THE MODSらが出演。その後日本のヘビーメタルシーンの黎明(れいめい)期を彩った44MAGNUM、DEAD END、Xらが出演。90年代にはLUNA SEA、GLAYらがインディーズ時代の活動拠点にもした。2012年、BABY METALの初ワンマンライブをきっかけに、アイドル系の出演も増加した。
コロナ禍を経て、ビルの老朽化から24年1月の移転を予定するも、諸事情により最低1年の延期を発表。今回の発表にもある通り25年1月、移転先決定によりイベント開催も、移転先との契約が白紙となっていた。
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