「今季最高の予選なのにペナルティなんて!」「セットアップ変更で不調から抜け出せた」/F1第20戦予選コメント(1)

0

2025年10月26日 20:10  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2025年F1第20戦メキシコシティGP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
 2025年F1第20戦メキシコシティGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーたちが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーは、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、オリバー・ベアマン(ハース)だ。

■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)予選 10番手(Q1=8番手1分17秒040:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分16秒787:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分16秒460:ソフトタイヤ)

「全体的には満足している。今日手にしているパッケージを最適化できたと思うし、あのラップにはものすごく満足しているんだ」

「コースに最初に出ていくのは理想的ではないが、9番手か10番手よりも上のポジションをかけて戦うにはラップタイムが少し足りなかった」

「明日については良い感触を持っている。昨日燃料をたくさん積んで走った際に見せたペースを考えると、自信を持てる。それが昨日のポジティブな部分だった。明日のレースが本当に楽しみだ」

■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)予選 9番手(Q1=1番手1分16秒733:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分16秒804:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分16秒252:ソフトタイヤ)

「昨日は不調だったけれど、そこから挽回を果たしたことと、チームの仕事に、とても満足している。昨夜、懸命に取り組み、マシンにいくつかの変更を加えた結果、正しい方向に進むことができた。その仕事は間違いなく報われた。今日Q3に進出する助けになったんだ」

「僕自身も、ドライビングに関してまずまずの仕事ができたと思う。Q1では最初から調子が良かったが、少し限界を超えてしまった。それでも最後に良いラップを走ることができた」

「オースティンでは厳しい週末を過ごしたから、明日はポイント圏内に戻るために全力で戦いたい。グリッドからターン1までかなり距離があるため、いくつかの異なるシナリオが起こり得る。チャンスが訪れるかもしれないから、その時には必ずつかまなければならない」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 8番手(Q1=10番手1分17秒158:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分16秒737:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分16秒174:ソフトタイヤ)

「厳しかった。重要な場面でのラップは、悪くなかったように感じたものの、明らかに自分が期待していたラップタイムではなかった。理解すべきことがいくつかある。とにかくフラストレーションの溜まるセッションだった」

(Q2で、「何か変なことが起きた」と無線を通して報告したことについて聞かれ)「PUは問題なかったと思う。あるコーナーで少しパワーが足りなかったけれど、大きな影響が続いたわけではない。足りなかったのはラップタイムだ。すべてが普通に感じられた。高地なので、マシンがここで素晴らしく感じられることはないが、すべてがかなり普通に感じられた。ただラップタイムが出なかっただけだ」

「(決勝は)良いスタートを切ることを心掛け、そこから何ができるか見てみる。ターン1までの距離は長いので、そこにチャンスがある。それを生かしたい」

■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)予選 7番手(Q1=11番手1分17秒171:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分16秒607:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分16秒172:ソフトタイヤ)

「おそらく僕にとって今シーズン最高の予選ラップだった。マシンのフィーリングを楽しんでいるし、今日僕たちは、予選をとても堅実に実行した。ポジティブな面を受け止めて、明日に気持ちを集中させる」

「ペナルティを消化しなければならないのは残念だ。(5グリッド降格されることで)ダーティエアと冷却の問題で、間違いなくレースが厳しくなるからね。それでも自分のレースペースには自信があるから、ポイント圏内に戻るために全力を尽くす」

「メキシコのファンに感謝を伝えたい。彼らのサポートは本当に特別だ。サーキットを走っていると彼らの声援が聞こえて、最高の気分になる」

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選 6番手(Q1=15番手1分17秒291:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分16秒773:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分16秒118:ソフトタイヤ)

「Q1はまとまりがなく、リズムを見つけるのに苦労した。それによって、やや不利な立場に置かれることになった。Q1でもQ2でも、最後のラップでタイムを更新しなければならなかった。でも、予選が進むにつれて改善することができ、Q3を一番クリーンなセッションにすることができた。6番手で、フロントロウからコンマ数秒差というのは、悪い結果ではない」

「明日は素晴らしい戦いになるはずだ。レースに向けて多くの未知数があり、3つのコンパウンドすべてが有用なタイヤになる可能性がある。ターン1までの距離が長いことを考えると、スタートがとても重要になる。良いスタートを決めることができれば、前方のポジションを争うことが可能になるだろう。(ランキング2位争いをしている)フェラーリが2台とも僕たちより前のグリッドを確保したから、良いスタートを切ることが鍵になる」

[オートスポーツweb 2025年10月26日]

    ニュース設定