
ベストセラー作家で日本保守党の代表を務める百田尚樹参院議員(69)が28日までにYouTubeを更新。
2012年発表の小説「海賊とよばれた男」の印税をめぐって、その後10年間も後悔していたことを明かした。
同作品について「渾身の力で執筆していた。途中、胆石の発作に襲われ、手術を受けた後も傷口から出血しながら完成させた」と百田氏は振り返った。そして印税について出版社と交渉した際、「13%を要求しようと考えたけど、相手が12%で、と言ってきた。まあ、1%ぐらいええかと手を打ったんです」
ところが「海賊とよばれた男」は上下巻で200万部の大ヒット。1冊1600円で印税1%(16円)違えば、その差3200万円。
「あのとき13%で押し通していたら…。3200万円が…」と百田氏は頭を抱えた。このときの悔しさは、その後10年にわたって家族にこぼしていたという。
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YouTubeでは、JRAが発売したWIN5で5億6252万円もの払い戻しとなったニュースを取り上げるうち、印税の話題となった。
百田氏は放送作家として「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)の制作に参加。同番組のヒットに大きく貢献した。06年に「永遠の0」で小説家デビュー。昨年1、2月には腎臓がんの手術を受け、今月に入ってからも腫瘍マーカーでがんの疑いが出たことを公表している。
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