
高市総理は、6年ぶりに来日したアメリカのトランプ大統領と対面では初めてとなる首脳会談をおこないました。その後、両首脳は、アメリカへの80兆円規模の投資に関する文書に署名しました。
記者
「トランプ大統領を乗せた車が迎賓館に到着しました。報道陣に手を振っています」
高市総理とトランプ大統領はきょう午前、東京・港区の迎賓館で初めてとなる対面での首脳会談をおこないました。
高市総理
「トランプ大統領の訪日を改めて歓迎申し上げます。日本とアメリカをより強く豊かにするために、日米同盟の新たな黄金時代をトランプ大統領とともにつくりあげていきたいと願っております」
アメリカ トランプ大統領
「私は常に日本を愛し、尊敬してきた。日米関係はかつてないほどに強固なものになるでしょう。あなたと共に尽力していくことを楽しみにしています」
会談では、経済や安全保障など幅広い分野にわたり意見がかわされましたが、トランプ大統領が同盟国に対し、安全保障の負担を増やすよう求める中、高市総理は防衛費を今年度中に対GDP比2%に引き上げる方針など防衛力強化の考え方についても伝えたものとみられます。
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会談後、両首脳は、▼日米の関税交渉をめぐるアメリカへの80兆円規模の投資に関する文書や、▼レアアースなど重要鉱物の供給力確保についての文書に署名をしました。
両首脳は午後には大統領専用ヘリ=マリーンワンに同乗し、アメリカ海軍・横須賀基地に移動して空母を視察するなど、日米同盟の強化を内外にアピールしたい考えです。
