映画『恋愛裁判』ジャパンプレミア舞台あいさつに登壇した(左から)桜ひなの、小川未祐、齊藤京子、仲村悠菜、今村美月 元日向坂46で俳優の齊藤京子が28日、都内で開催中の『第38回東京国際映画祭』内で行われた映画『恋愛裁判』(来年1月23日公開)の舞台あいさつに参加した。
【全身ショット】美脚もちらり⋯真っ赤な肩出しのドレス姿で登場した齊藤京子 齊藤は真っ赤な肩出しのドレス姿で登場。美脚もちらりと見せていた。冒頭のあいさつで齊藤は「1人の人生を考えさせられる1つのドキュメンタリー映画を見ているような感覚になりました」と感想を明かした。
本作は、「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田晃司監督が、その内容から着想を得て構想し、10年を経て完成させた渾身の一作。日本のアイドル界でまことしやかに語られる「恋愛禁止ルール」を題材に、契約書に明記されたこのルールに違反したとして所属事務所から契約違反で訴えられ、裁判に発展する一人の女性アイドルの姿を描く。
劇中には、齊藤演じる山岡真衣がセンターを務めるアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」(通称:「ハピ☆ファン」)が登場。アイドル経験がない大谷梨紗役の小川未祐をのぞき、私立恵比寿中の仲村悠菜が清水菜々香役を、元STU48の今村美月が三浦美波役を、いぎなり東北産の桜ひなのが辻元姫奈役と現役&元アイドルが集結している。この日はハピ☆ファンメンバー、深田監督も参加した。
最後のあいさつで齊藤は「この映画は日本の暗黙の了解としてあるアイドルの恋愛禁止を題材としています」とメッセージ。そして「私もアイドルグループに所属していて昨年卒業しました。卒業してから、またこうしてハッピー☆ファンファーレとしてグループを結成できたことが本当にうれしくて。このグループはすごく結構大好きで!みんなのクランクアップの時に号泣してしまうぐらい。ハッピー☆ファンファーレという劇中のグループではあるんですけど、なんならどこかで結成できたらいいなと思うぐらいグループを思っていて。それが映画の中でも反映されていると思う。アイドルパートに関しては重くないので気負いせずに仲の良さを微笑ましくみてくれたらと思います」とハピ☆ファン愛を語りながら発信していた。
TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭。11月5日まで開催され、上演本数は184本となる。