31日と11月1日は荒れた天気 太平洋側を中心に警報級大雨か 気圧変化も大きい

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2025年10月29日 10:22  日本気象協会

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日本気象協会

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31日(金)は西から雨の範囲が広がり、11月1日(土)にかけて太平洋側を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。低気圧の通過に伴って気圧の変化も大きくなるため、頭痛やめまいなど症状が出やすい方はご注意を。

31日〜11月1日 雨・風が強まる

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今日29日(水)は日本海側の雨や雪も次第にやんで、30日(木)にかけて広い範囲で晴れる見込みです。次に天気が崩れるのは31日(金)から11月1日(土)にかけてで、九州から北海道では雨や風が強まるでしょう。24時間降水量は100ミリを超える所もあり、太平洋側を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。

31日(金)は、低気圧が九州から近畿の南岸を進み、西から雨の範囲が広がりそうです。九州や四国はほぼ一日を通して雨が降り、夜は東海や関東、北陸も雨が降るでしょう。11月1日(土)は、低気圧が東北や北海道の太平洋側に沿うように北上する予想です。東海や関東の雨は昼頃にはやみますが、東北や北海道では雨の降る時間が長くなるでしょう。

風は、低気圧が発達する11月1日(土)の方が強く吹いて、太平洋側の沿岸部を中心に横なぐりの雨になる可能性があります。交通機関に遅れが出ることも考えられます。運行情報を確認して、時間に余裕を持ってお出かけください。

低気圧接近で気圧低下

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低気圧の通過に伴って、気圧の変化も大きくなるでしょう。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。

30日(木)と31日(金)は全国的に気圧が「下降」となっていて、仙台と東京は影響度が「大」。名古屋や大阪も、31日(金)は影響度が大きい予想です。その後は上昇による影響が大きくなり、体に負担がかかるでしょう。5日(水)は、仙台から福岡で気圧「下降」による影響度が「大」となっています。気温の変化(寒暖差)でも症状が出ることがあるため、早めに対策をしましょう。

医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生

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