
見られるのは一生に一度といわれるレモン彗星が見頃を迎えています。今日29日(水)は全国的に晴れて、彗星を観察するチャンスです。見える時間や方角をまとめました。
レモン彗星 まだまだ観察のチャンスあり

レモン彗星は、2025年1月にアメリカのアリゾナ州にあるレモン山天文台で発見された彗星です。公転周期が1000年以上あるため、一生に一度しか見られないと言われる、とても稀な彗星です。
レモン彗星は観察する日により位置が変わっていき、この時期は、夕方の西の空の低い位置に見えるようになります。空が暗くなってから1〜2時間くらいと早めの時間に観察しましょう。へび座からへびつかい座の星たちが目印になりそうです。
国立天文台によると、10月23日から11月2日にかけては低い空ではあるものの、彗星自体の明るさが増すため、最も明るく観察できる期間とのことです。とはいえ、よほど空が暗く澄んでいる場所でない限り、肉眼でみるのは少々難しく、市街地では双眼鏡や望遠鏡を使うとよいでしょう。双眼鏡で見えた後に肉眼で探してみると、彗星が見えるようになることもあるとか。貴重な彗星の姿、ぜひ探してみてください。
今日29日は広く晴れ 観察におすすめ

今日29日(水)の日の入り後は、晴れる所が多く、レモン彗星の観察によさそうです。ただ、北海道の日本海側は雲が広がりやすいでしょう。また、関東の沿岸部もすっきりしない天気となり、雲が観察の邪魔をしてしまうかもしれません。関東周辺は明日30日(木)まで晴れる所が多く、観察のチャンスが続きますので、今日・明日と空を見上げてみるとよいでしょう。
なお、晴れる日の夜はいっそう冷え込みますので、観察の際は寒さ対策を万全になさってください。
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 水、コーンシロップ(炭素など)、窓拭き用の洗浄液(アンモニア)、ドライアイス…混ぜ合わたものが彗星
水、コーンシロップ(炭素など)、窓拭き用の洗浄液(アンモニア)、ドライアイス…混ぜ合わたものが彗星 それが太陽風に当たると揮発性物質が蒸発して…
それが太陽風に当たると揮発性物質が蒸発して…

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