ビモータTesi H2 TERA 10月29日、株式会社カワサキモータースジャパンは、イタリアの高級ハンドメイドモーターサイクルブランドであるbimota(ビモータ)の日本総輸入元として『Tesi H2 TERA』を日本国内で発売予定であることを発表した。
『Tesi H2 TERA』は、カワサキの過給機付きスポーツツアラー『Ninja H2 SX』と同じパワートレインを持つアドベンチャーモデルだ。フロントの足回りが特徴で、ステアリング機能とサスペンション機能を完全に分離した『Tesiセンターハブステアリングシステム』が採用されている。これにより、よりダイレクトな操作感を実現した。
足回りには、フロント・リヤともにオーリンズ製の調整式TTX36ショックを備えており、悪路でも走破できるようにフロントは114mm、リヤは145mmのホイールトラベルを確保。さらに標準でブロックパターンタイヤを装備している。
前述の通り、心臓部にはZ H2と同じスーパーチャージャー付き998cc水冷並列4気筒エンジンを搭載。Tesi H2 TERA専用にチューニングされており、最高出力は147.1kW(200HP)/11,000rpm、最大トルクは137Nm/8,500rpmを発揮する。
日本国内でのTesi H2 TERAの価格や発売日についてはまだ未定だが、参考としてイギリスでの販売価格は3万5000ポンド(約700万円)となっている。
また、あわせて延期されていた『KB998 Rimini』の国内発売日が11月8日に決定したことも発表された。
[オートスポーツweb 2025年10月29日]