
歌舞伎俳優中村壱太郎(35)が29日、都内で、「ART歌舞伎2025〜DEEP FOREST〜」(11月8日、東京・観世能楽堂)の取材会を行った。
壱太郎が主宰するプロジェクト「ART歌舞伎」は、アートとファッション、音楽が融合した公演で、コロナ禍の20年7月に配信された。その後、映画としても公開、イベントやミュージックライブへと展開している。
今回、初めて劇場公演が行われることに、壱太郎は「一緒にやってきた音楽家のメンバーから、やっぱり劇場でやりたいよねという声をいただいていました」と話した。劇場公演へ向け動き出したのが今年3月だったそうだが、出演者のスケジュール、劇場もうまくはまっていき「これはご縁だなと、思いました」とした。
チケットは2公演完売したが、ライブ配信、アーカイブ配信に力を入れている。アーカイブ配信7000円という価格設定に、壱太郎は「(見合うものを)提供できるチームであると信じています。どれだけのワクワク感を皆さんに伝えられるかというところでの勝負を仕掛けたい」と説明した。2公演それぞれカメラアングルを変えたり、シークレットゲストも登場するという。
演目は「幻想ポリネシアン」「神前式」「四神降臨」「フォレストコンサート」「ART道成寺」。
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