冨田侑暉、NAOYA(C)モデルプレス 【モデルプレス=2025/10/29】日本テレビ系ドラマ「セラピーゲーム」(10月29日スタート/毎週水曜24時59分〜/FODにて先行独占配信・Tverにて見逃し配信・Huluにて放送終了1週間後から配信)にてW主演を務める8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZEL(マーゼル)のNAOYA(なおや/22)と7人組オルタナティブ歌謡舞踊集団・龍宮城の冨田侑暉(とみた・ゆうき/20)にインタビュー。Vol.3では、苦しい時に支えとなった存在や「信頼」を得るために心がけていること、活躍の裏にある「夢を叶える秘訣」についてなど、2人のこれまでの人生に迫る。
【写真】人気BL実写ドラマ2人の密着フォト ◆NAOYA&冨田侑暉W主演「セラピーゲーム」
本作は「BLアワード シリーズ部門」を4年受賞し、シリーズ累計130万部を突破した日ノ原巡氏の人気漫画が原作。ゲイのカメラマン・三兎湊(みと・みなと)は、失恋したばかりの獣医学生・生嶋静真(いくしま・しずま)と行きつけのバーで出会い、勢いで一夜を共にしてしまう。しかし、翌朝、湊の隣で目覚めた静真は湊のことを全く覚えていなかった。この一件をバーの従業員たちにいじられた湊は彼らと“静真を惚れさせることが湊に出来るか”賭けをすることに。賭けのために静真に近づく湊だったが、誠実で真っ直ぐな静真と過ごすうち、計画は次第に揺らぎ始める。NAOYAは“ツンデレフォトグラファー”の湊役を、冨田は“スパダリ獣医学生”の静真役を演じる。
◆NAOYA、1〜2年前落ち込んでいた時期があった
― 「セラピーゲーム」は、湊が抱える苦しい経験を、静真や周りの友達が支えて乗り越える姿が素敵ですが、それぞれ苦しい経験を乗り越える時に、自分の支えになったものはありますか?
NAOYA:僕は1〜2年前、もうこれでもかというくらいすごく落ち込んでいた時期があったんです。上京してずっと1人だし相談できる友達もいなかったのですが、その時に地元の友達が東京に来てくれて。電話で「まあ大変やけど…」とは話していましたけど、誰にも言えないで隠していたのに気づいてくれて、そこでいっぱいお話をした時にまた新しく頑張ろうと思えて。友達の力って、それこそ人の愛の力ってものすごく大きいんだなと思いました。
― ご友人との関係が素敵ですね。NAOYAさんはあまり人には悩みを打ち明けられないタイプですか?
NAOYA:その時まではもう言えなかったんですけど、その経験から「人に頼ることって大事やな」と気づいて。だから、自分も頼られたいし、頼ろうと思って、最近はもう本当に悩むこととかも全然ないんですけど、友達の愛が自分にはとても大きかったです。
― 落ち込んだり悩んだりした時、湊と静真の2人の出会いのような「運命的な出会い」に恵まれたことは?
NAOYA:(即答で)あります。インコの動画なんですけど、僕はその辛い時期にずっとインコの動画を見ていたんです。インコが画面に向かって「ーんっま!」「I LOVE YOU!」みたいなことを言ってチューしてくれる動画だったり、ベラベラ喋るインコがいたり。僕も昔、鳥をずっと飼っていたぐらい大好きだったので、その時を思い出して「インコがチューしてくれて幸せ」という運命的な出会いをしました。
◆冨田侑暉、家族と音楽が支え
― 冨田さんは苦しい時に支えとなった存在はいますか?
冨田:結構考えることが多いタイプなので、その度に音楽を聴くことが多くて、音楽を聴いて助けられることもあります。あとは家族のグループLINEで電話をするのが、自分の中でだいぶリラックスする、心を和らげる1つなのかなと思っています。
NAOYA:すご!仲良いんだね。
冨田:姉が2人いるんですけど、2人とも上京しているので、姉と遊びに行ったりもしますし、家族と過ごす時間が自分の中で支えなのかなと思います。
― 音楽は決まった音楽を聴かれるんですか?
冨田:ランダムのことが多いですね。自分の中で大体そういう時に初めての楽曲を知るきっかけにもしているので、たくさんのジャンルを聴くようにも心がけています。
― ご家族や音楽など身近な存在に助けられてきた冨田さんですが、これまでの人生の中で「運命的な出会い」はありましたか?
冨田:小さい頃なんですけど、学校がちょうどすごく嫌な時期があって、ペットショップに行った時に実家で今も飼っているワンちゃんと出会って。今もそうですけど苦しい時は、家族と電話する時に実家のワンちゃんを見せてもらっていて、そのワンちゃんにずっと助けられていました。すごく辛い時、動物に助けてもらったことが多いかもしれないです。
― NAOYAさんのご回答とも重なりますし、獣医学生の静真とも重なりますね。
冨田:そうですね!今話していて気づきました。
NAOYA:ほんまや!すごい!
◆NAOYA&冨田侑暉「信頼」を得るために心がけていること
― 「セラピーゲーム」は人を信じることの難しさや怖さも描かれている作品ですが、お2人にとって活動を続けていく中で「信頼」を得るために日々心がけていらっしゃることはありますか?
NAOYA:作らないこと。ありのままでいるということをずっと言っているんですが「好かれたい」とかあまり思わないようにしているので、別に誰に対しても作った自分でいないという感じです。
― メンバーの方にもファンの方にもスタッフの方にも?
NAOYA:はい!もう誰に対してもありのままで行こうと思っています。その方が自分も絶対幸せになると思うし、相手も気遣わないでいてくれるかなと思ったりして「ありのままで」というテーマではいます。
― 冨田さんはいかがですか?
冨田:笑顔でいるということ。やっぱり生きている中で多分苦しいことや辛いことも絶対あると思うのですが、自分の中では「そういう時こそ笑顔でいよう」と思っています。最後はやっぱり信じられるのは自分だと思うので「自分を裏切らないように笑顔でなんとか耐えてみよう」みたいことを結構心がけているイメージがあります。
NAOYA:あまり無理せずにね?
冨田:あ、でも本当にあまりないですけどね!基本ずっと楽しくて笑っていることが多いんですけど。
NAOYA:良かった!
冨田:でも、そういう時もたまにあるかなと思います。
◆NAOYA&冨田侑暉の夢を叶える秘訣
― 俳優・アーティストとしても活躍するお2人にとっての「夢を叶える秘訣」をお伺いしたいです。NAOYAさんは以前のインタビューで「口に出すことが大事」とお答えいただきましたので、さらなる活躍を経て新たに感じていることがあれば教えてください。
冨田:先に言ったほうが良いよね?
NAOYA:(両手で冨田を指しながら)静真くんお願いします。
冨田:とにかく自分を信じることですね。本当に今こうしてアーティストと俳優業ができていますが、正直「難しいよ」と周りから言われ続けてきた時期もあって。でも、やっぱりそれでもやりたいことだったので、自分の中で、とにかくどんなことがあっても自分を信じて「自分ならできる」と思い続けてきました。今もそうやって活動している最中なので「自分を信じること」が大事だなと思います。
NAOYA:自分を信じることに繋がるんですけど「努力の限界値を超える」ことかなと思います。
冨田:分かる。
NAOYA:努力して「じゃあここまで努力したかな」みたいに思ったその1個、2個くらい先まで行くことを、今思えばずっとやっていたなと思います。勉強とかもそうですけど、例えば学校で7時間ぐらい勉強しました、塾でも勉強しました、そこからご飯食べる前に2時間勉強しましたとなってからも、そこから「じゃあここから3時間勉強したらどうなるんだろ」みたいな。自分を追い込むことの方が楽しくなっちゃって、最初は「じゃあここで終わり」と決めるんですけど、そこからもう1回頑張るということをしたら、大学も受かりましたし、MAZZELも受かりましたし、夢が叶うんじゃないかなと思っています。
― 素敵なお話をありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆NAOYA(なおや)プロフィール
2003年4月28日生まれ、兵庫県出身。ボーイズグループ発掘オーディションドキュメンタリー「MISSIONx2」から誕生した8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZELのメンバー。2023年3月31日にプレデビュー曲「MISSION」を配信リリースし、同年5月17日にデビューシングル「Vivid」でメジャーデビュー。2025年6月公開の映画「君がトクベツ」にて演技に初挑戦し、2025年9月放送開始のテレビドラマも続投。今回の「セラピーゲーム」でドラマ初主演を務める。
◆冨田侑暉(とみた・ゆうき)プロフィール
2004年12月7日生まれ、滋賀県出身。オーディション番組「0年0組 -アヴちゃんの教室-」から誕生した7人組オルタナティブ歌謡舞踊集団・龍宮城のメンバー。「秘密を持った少年たち」(日本テレビ/2023年)にてドラマ初出演を果たし、現在放送中の「タクミくんシリーズ −Drama−」(BSフジ/2025年)にも出演。今回の「セラピーゲーム」でNAOYAと同じくドラマ初主演を務める。
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