“事務所と契約解除”求めたNewJeans、裁判所は「2029年までの契約維持」の判決

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2025年10月31日 03:20  ナリナリドットコム

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K-POPガールズグループ・NewJeansは、所属レーベルADORとの契約解除を求めて争っていたが、10月30日、ソウル中央地裁は2029年までの契約維持を認める判決を下した。メンバーのミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、へインは、ソロ活動の自由が制限されていることなどを理由に契約終了を求めていた。

グループは、ADORの代表だったミン・ヒジン氏の退任以降、十分な支援が受けられていないと主張。しかし裁判所は「ミン・ヒジン氏の退任が管理業務の空白を生んだとは言えず、ADORがその業務を遂行できないとも判断できない」と述べた。また、「契約書にはADORがNewJeansの管理をミン・ヒジン氏に委任すべきとは記されておらず、彼女の代表職を保証する義務もない」と判断した。

さらにADORは、NewJeansが協力していない状況でもアルバムのリリースやファンミーティング、ワールドツアーの企画、広告撮影の機会提供などを行っていたことから、管理能力に問題はないと結論づけた。

NewJeans側は控訴の意向を示しており、代理人は「判決は尊重するが、信頼関係が完全に崩壊した現状ではADORに戻って通常の活動を続けることは不可能」とコメントした。

ADORは、メンバーが個別契約を結ぶことが韓国音楽業界の不安定化につながると懸念を表明。専属契約の一方的な解除が投資や業界全体に悪影響を及ぼす可能性があると主張した。

なお、NewJeansは9月にADORによるいじめや妨害行為を訴えたが、韓国雇用労働部はその主張を退けている。その後、契約違反の是正を求めて緊急記者会見を開き、ADORが応じなければ契約を解除すると警告。ADORはこれに対し、契約は一方的に終了できないとする訴訟を起こしていた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20251098596.html



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