
俳優竹野内豊(54)が31日、都内で、映画「SPIRIT WORLD−スピリットワールド−」(エリック・クー監督)全国拡大公開初日舞台あいさつに出席した。
同作は日、仏、シンガポールの合作で、迷える大人たちの希望と再生を描いたファンタジー作品。主演は仏の女優カトリーヌ・ドヌーブ。竹野内は父の遺言を実現すべく、離婚した母を探す旅に出るハヤトを演じる。
同作は群馬・高崎市、千葉・いすみ市で撮影。冒頭、「カトリーヌ・ドヌーブが、日本の景色の中でお芝居をする姿を見るだけでも貴重で価値ある映画だと思う」とした。
来日したエリック監督を「とにかく撮影がスピーディー。エネルギッシュで、純粋な心をもつ少年のような監督」とし、「人柄が作品に映し出されている」と称賛した。
元々英語で書かれた脚本を日本語に訳した。「言葉の違いで、解釈やニュアンスが違うことはどうしてもある」という。だが、「いろんな意見を尊重してくれたので、自由にお芝居できたし、役者としてはやりやすかった」と振り返った。
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同作を「監督の独特な感性で物語を静かに描いています」とした。「皆さんが歩んできたそれぞれの人生によって、感じ方もさまざまだと思います」と続け、「ぜひ最後まで楽しんでください」とアピールした。
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