「ステージを完成させるのはやはりARMYの声」BTS JIN初のソロワールドツアーファイナル公演

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2025年11月01日 00:05  日刊スポーツ

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初のソロワールドツアーファイナル「#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE」を行ったBTSのJIN (P)&(C)BIGHIT MUSIC

BTSのJIN(32)が31日、韓国・ソウル郊外の仁川(インチョン)文鶴競技場メインスタジアムで、初ソロワールドツアーのファイナルとなる「#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE」を行った。


同公演は25年6月、韓国・高陽で幕を上げたファンコンサートの締めくくりとなった。JINにとって初のソロワールドツアーは日本、アメリカ、ヨーロッパなど9都市で計18公演を行い、世界中のARMYと交流してきた。


紙吹雪が舞う中、銀色のジャケット&パンツ姿で登場すると、「Running Wild」「I'll Be There」の2曲を、トラックを走りながら歌唱した。


ステージに戻ると「久しぶり過ぎてすみません」とし、「ARMYもツアーが終わるのをさみしがっていたということで、ファイナルを飾るアンコールコンサートを用意しました」に会場は大歓声。「アンコールなだけに、たくさんARMYに付き合ってもらうため、こんな大きな会場を用意しました」と続け、「屋外ライブで少し肌寒いんですが、僕が熱気で盛り上げるから心配はいりません!」と宣言した。


また、「会場が大きくなった分、近くで顔が見えないのをさみしがると思って、トラックを1周しながらARMYの皆さんに会ってきました」と、走りながら歌った意味を明かした。


J−HOPE(31)JUNG KOOK(28)がゲストで出演。J−HOPEは「JINくんが最終日のライブに出てくれた。僕も出るのが当たり前だと思って、僕から提案しました」。JUNG KOOKは「JINくんのコンサートを祝うためにきました」。3人で「Super Tuna」を披露後、それぞれがキレキレダンスパフォーマンスを見せた。


激しいダンスチューンから聞かせるナンバー、ピアノの弾き語りや3人での共演と、幅広いパフォーマンスでARMYを魅了。それでも、「皆さんにもうちょっと完成度の高いステージを見せたかったのですが、ちょっと足りなかったかなと思って、申し訳ない気持ちです」と反省の弁も飛び出した。


だが、「ステージを完成させるのはやはりARMYの声」とすると、「一緒に歌っていただいて、ありがとうございます!」とARMYへの感謝を述べた。


JIN初のソロワールドツアーでは、英・ロンドン「O2アリーナ」で公演を行った。これは韓国アーティスト初。また、米・アナハイム「ホンダセンター」では、韓国アーティスト歴代最多動員記録を達成。ダラス「アメリカン・エアラインズ・センター」では、同会場で初めて完売を達成した韓国アーティストとなった。“初物づくし”となったソロツアーは“凱旋(がいせん)”という形で幕を閉じた。

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