今日1日(土)北海道〜本州の日本海側で雨雲発達 3日(月・祝)にかけて大気不安定

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2025年11月01日 15:58  日本気象協会

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今日11月1日(土)は、低気圧や上空の寒気の影響で、北海道と本州の日本海側で雨雲・雷雲が発達しやすくなっています。北海道や東北、北陸では今日1日(土)の夜にかけて大雨に注意・警戒が必要です。また、東北、北陸・近畿などでは3日(月・祝)にかけても、大気の不安定な状態が続く見込みです。

北海道〜本州の日本海側で雨雲発達

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今日11月1日(土)は、低気圧が急速に発達しながら北日本の太平洋側を北東へ進んでいます。低気圧や上空の寒気の影響で、北海道から本州の日本海側を中心に大気の状態が不安定となっており、雨雲・雷雲が発達しやすくなっています。午後2時までの24時間降水量は、岩手県や宮城県など、東北の太平洋側を中心に150ミリ前後になっている所があります。

今日1日(土)の夜にかけて、北海道や東北、北陸では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒が必要です。

3日(月・祝)にかけて大気の状態不安定

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明日2日(日)は、日本海に別の低気圧が発生し、3日(月・祝)は、上空に強い寒気を伴った気圧の谷が日本付近を通過する見込みです。3日(月・祝)にかけて、東北、北陸では、雷の発生する確率が高く、天気が急変するなど不安定な状態が続くおそれがあります。大雨による土砂災害や河川の増水などに注意・警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。

近畿や中国地方でも日本海側を中心に、この時期としては強い上空の寒気の影響で、大気の不安定な状態が続く見込みです。3日(月・祝)にかけて、ザっと雨が強く降ったり、激しい突風が吹いたりするおそれがあります。お出かけの際は、天気の急変にお気をつけください。

3日(月・祝)は東日本の標高の高い所で積雪のおそれ

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3日(月・祝)は、西高東低の気圧配置となり、上空の強い寒気が流れ込むため、北日本だけでなく東日本の山間部でも雪の降る所がある見込みです。標高の高い所では、積雪や凍結となるおそれがあるため、路面の悪化に注意してください。峠道など運転の予定のある方は、冬用タイヤに替えておくなどの対策をお願いします。また、時間に余裕をもって出発し、急ブレーキ、急発進、急ハンドル、急な車線変更をしないよう、慎重な運転を心がけてください。

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