左肩の療養続けるビニャーレス、ポルトガルGPも欠場へ。引き続きポル・エスパルガロが代役に起用

　11月3日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているレッドブルKTMテック3は、マーベリック・ビニャーレスが第21戦ポルトガルGPを欠場し、代役としてポル・エスパルガロを起用することを発表した。

　スペイン人ライダーのビニャーレスは、7月12日に開催された第11戦ドイツGPの予選で転倒。その際に左肩に脱臼骨折の怪我を負い、以降、欠場と復帰を繰り返すこととなった。

　アジア・オセアニアラウンドでは、第18戦インドネシアGPでも予選まで走行したが、スプリントと決勝レースを欠場。そして、第19戦オーストラリアGPと第20戦マレーシアGPの2連戦もエントリーせず、療養を続けていた。

　再びヨーロッパへ戦いの舞台が移し、11月7〜9日に開催される第21戦ポルトガルGPを前に、チームから同大会においてビニャーレスを欠場させることが発表された。さらなる療養期間を取るとして、回復とリハビリに専念する模様だ。

　代役はオーストラリアGPとマレーシアGPに引き続き、ポル・エスパルガロが務める。第12戦チェコGPと第14戦ハンガリーGPでもビニャーレスの代役で参戦し、その2戦ともに決勝でシングルフィニッシュを記録。第19戦オーストラリアGPではスプリントで9位、決勝で10位という結果を残している。

[オートスポーツweb 2025年11月03日]