「シナントロープ」5話(c)テレビ東京此元和津也が手がけるミステリー「シナントロープ」の第5話が11月3日放送。水町が語った幼少期の辛い過去と折田の腕を見た視聴者からは「この人、もしかして」「水町さんを助けたシマセゲラ?」などといった声が上がっている。
        
    
        アニメ「オッドタクシー」や映画『ホウセンカ』、漫画「カミキル-KAMI KILL-」などが話題を呼ぶ此元和津也の原作・脚本で、映画『もっと超越した所へ。』やドラマ「忘却のサチコ」などの山岸聖太がメガホンをとった本作。
        
    
        若者だけで経営することになったバーガーショップ“シナントロープ”でバイトする大学生の都成剣之介を水上恒司が演じ、脅迫をうけ里見の家にかくまってもらっている水町ことみに山田杏奈。貧しい境遇で育ったため金への執着がある“キバタン”こと木場幹太に坂東龍汰。引っ込み思案で物静かなお嬢様の里見奈々に影山優佳。バーミンに融資の相談をしてしまった赤モヒカン・塚田竜に高橋侃。漫画家としての成功を夢見る田丸哲也に望月歩。無口を生かした情報収集力に長けた“ハシビロコウ”こと志沢匠に萩原護。バーミンともつながりのある室田環那に鳴海唯。
        
    
        塚田を陥れようと企む闇の代行業者“バーミン”の折田浩平に染谷将太。針金で様々なものを作るのが上手い睦美に森田想。折田の指示で悪事の実行犯として動く龍二に遠藤雄弥。龍二の友人でついさっきのこともすぐ忘れてしまう久太郎にアフロ。折田の部屋を監視し続けるおじさんに山本浩司。おじさんとともに部屋を監視する若い男に栗原颯人といった顔ぶれも出演。
        
    
        ※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
        
        
        
    
        今回の5話では水町が都成に対し、5歳のとき父親に家に閉じ込められ、1日に1度だけ弁当を届けられていたが、突然それすらなくなって空腹に耐えながら家の中から窓の外の鳥を見ていた。薄れていく意識のなかで突然、右の羽から血を流したシマセゲラがやってきて私を外に出してくれたと辛い過去を明かす。その後、水町は塚田が出演するライブハウスで折田と出くわし、そして折田の右腕に傷があるのを見つける…という展開に。
        
    
        「折田が水町さんを助けたシマセゲラ??」「水町の反応的に腕の傷を見て「この人、もしかして、シマセゲラ...?」ってなってる」「"右の羽から血を流したシマセゲラ"って水町ちゃん言ってたけど、折田さんの傷も右だよね」など、SNSには視聴者からの折田が幼少期の水町を救ったシマセゲラではとするポストが次々と投稿される。
        
    
        一方、睦美はシナントロープの中にシマセゲラの関係者がいると推察。その根拠として送られてきた手書きの脅迫状とシナントロープの手書きメニューの濁点がどちらも“ハの字”になっていると指摘する。その後予告映像で志沢が“探さないでください 都成”と書かれた置き手紙を見せるカットが流れると、視聴者からは「次回予告の都成のメモ!濁点がハの字!」「予告の都成の置き手紙の字がシマセゲラの濁点とおなじだねえ」などといった声が。都成が脅迫状の送り主なのでは?と考える声が上がる一方で「この紙に書いたのは都成じゃなかったりするかも」「誰かがなりすましで書いた?」といった反応もSNSに上がっている。
        
    
        【第6話あらすじ】
シナントロープに泊まることが多くなった水町は、開店前にバイトメンバーから合鍵を回収する。開店後、環那がそれとなく店のメニューを誰が書いたか確認すると、書いたのは都成だと判明。その様子を志沢がジッと観察していた。同じ頃、バイトをサボっていた都成は、水町がライブハウスで出会った男に一目惚れしたと思い込み、一人でモヤモヤしながら頭を抱える…。
        
    
        「シナントロープ」は毎週月曜23時06分〜テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。各話放送終了後から動画配信サービス「Prime Video」にて見放題独占配信。
        
        
        
    
        (笠緒)