
歌手松山千春(69)が2日放送されたFM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。カジノ不要論を展開した。
大阪・関西万博の跡地をめぐっては、大阪阪府と市は跡地にエンターテインメント空間を整備する方針で、サーキットやウオーターパークを設ける案がある。隣接地では2030年開業予定のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の工事が進み、一帯は国際観光拠点として再開発される計画との報道もある。
「日本はさ、万博会場、いろいろ取り壊して。そこに新しく施設をつくろうじゃないかと。その中にはカジノも含まれる。カジノもあって子供たちが遊べるような場所。これがちょっとなかなか理解しづらいどころでさ」と切り出した。
「基本的に俺はカジノは日本に必要ないと思ってるから。日本人に向いた、ギャンブルではないと思うんだよな。あれはやっぱりアメリカとか外国の方が割り切ってやれるギャンブルではないか。日本は競馬もそうだけど、パチンコは遊技か? そうやって考えたら、あんまりカジノ入れてどうのこうのっていう戦略、しかも万博やってたところだからな」と語った。
さらに「今度はホテルだカジノだって、確かにあそこは島だからな。人工でつくった島だから。いろんな使い方、あるかもしれないけどな」と続けた。そして「俺は個人的にですよ、カジノは反対なんですよ」と繰り返した上で「大阪の方々はカジノ来てくれたら、経済的に盛況になるって方も当然いらっしゃると思いますしね。大阪、吉村知事が率先して『やるぞやるぞ』っていう話ですからね。これはなかなか止められる方は出づらいと思いますけどね。もう1度冷静に考えてみる必要があるんじゃないかなと思います」と語った。
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生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。
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