【アルゼンチン共和国杯】シュトルーヴェにかかる史上初の偉業とは? 復活のGII・3勝目なるか

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2025年11月04日 17:00  netkeiba

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アルゼンチン共和国杯2025に出走予定のシュトルーヴェ(24年5月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
 史上初の偉業なるか。GII・2勝のシュトルーヴェ(セ6、美浦・堀宣行厩舎)が、アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)で1年半ぶりのタイトル獲得を目指す。

 シュトルーヴェは父キングカメハメハ、母アンチュラス、母の父ディープインパクトの血統。母は11年のファンタジーSで2着。半兄のアンティシペイトは22年の福島民報杯を制している。また、伯母のワンダーレディアンエルは06年の米G1・CCAオークスの勝ち馬だ。

 ここまで17戦6勝。条件クラスでも安定した走りを続けていたが、23年の日本海Sで7着に敗れた後、去勢を敢行。この判断が吉と出た。セン馬としての初陣となった24年2月の3勝クラスを快勝。さらには重賞初挑戦となった日経賞、続く目黒記念と破竹の3連勝。一気にスターダムに駆け上がってきた。その後は3戦連続でGIに挑み、全て2桁着順と苦戦を強いられたものの、ここ2戦はダイヤモンドSが5着、札幌記念が7着と、それなりの着順にまとめている。ハンデ戦のGIIなら立ち回り一つで上位争いになるだろう。

 今回は大記録もかかる。現在施行されている芝2500mのGIIは日経賞、目黒記念、アルゼンチン共和国杯の3つ。シュトルーヴェは既に日経賞、目黒記念を制しており、ここを勝てば史上初の完全制覇となるのだ。偉業を成し遂げて、同じく芝2500mの大一番である有馬記念に向かうことができるか。

【芝2500mのGII・2勝馬】※達成順
メジロフルマー、ヤマニングローバル、ムッシュシェクル、ローゼンカバリー、トシザブイ、アクティブバイオ、ポップロック、ミヤビランベリ、ゴールドアクター、フェイムゲーム、オーソリティ、タイトルホルダー、シュトルーヴェ

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