では、ロジクール Gをはじめとしたゲーミングデバイスのどこがそんなにすごいのか。先日登場した同社の最新モデル、ゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT 2c LIGHTSPEED」、ゲーミングキーボード「G515 RAPID TKL」。これらを約1カ月間、在宅ワークなどの日常生活で、あえて非ゲーマー的な観点から使ってみると意外な発見がいくつもあった。
●数値で見ると全然違う ゲーミングデバイスと普通のデバイス
両モデルについて簡単に紹介しよう。
ロジクール G最高峰のバリエーションモデル 性能は普通のマウスの50倍以上
「PRO X SUPERLIGHT 2c LIGHTSPEED」は、ロジクールGの最高峰「PRO X SUPERLIGHT 2」の名を冠した、フラッグシップのバリエーションモデル。重量は51gで、心臓部分ともいえるセンサーには、トラッキング速度888IPS、加速度88G、解像度最大4万4000DPIを発揮するHERO 2センサーを搭載。ポーリングレートは最大8000Hz。価格は2万460円。
ほとんど充電する必要がないのも煩わしくない。競技の妨げとなるため、ゲーミングマウスは動作時間が長めだ。PRO X SUPERLIGHT 2cは、最大95時間の連続使用が可能で、別売りのPOWERPLAY 2を使えば、ワイヤレス充電が可能となるため、ほとんど充電する必要もなくなる。また、普段乾電池駆動のマウスを使っているなら、その軽さにも驚くことだろう。
なお、PRO X SUPERLIGHT 2シリーズにはサイズ、形状の違いもラインアップされている。また、ゲーマーの中では、「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」などいくつかマウスの持ち方に流派が存在する。この製品は少し小型のサイズだから、筆者にはつかみ持ちに最適だが、各々の持ち方、手のサイズに応じて、マウスの形状を細かく選べるのも、ゲーミングマウスの強みと言える。
「PRO X SUPERLIGHT 2c」は、ゲームで使うにも申し分ないが、普段使いのマウスとしても十分にアリだ。