
侍ジャパンに選出された楽天西口直人投手(28)が、カットボールに活路を見いだす。
15、16日の強化試合・韓国戦はメジャー球が使用される。秋季練習でもそれを使って調整しているが、アジャストするまで、もう少し時間がかかる見通しだという。「回転がかけにくいっていうのが一番。自分の持ち味は真っすぐだと思うんですけど、真っすぐは回転のかけにくさがあり、自然と引っかからない」と投げた印象を語る。
一方、シーズン中に多投してこなかったカットボールは「普段使ってるボール(NPB球)よりも効果的なボールになるんじゃないかなとキャッチボールだったり、ブルペンから思っていて」と好感触だ。
徐々にカットボールへの信頼度が高くなってきた。「(今季は)正直、打たれたら後悔するボールではあったんで。自分の中の序列も結構、低かった」という。
現時点で直球の制球面に課題を感じており、確実にストライクを取りたい場面でカットボールは有効とみる。「コントロールしやすいですし、自分の意図したところに投げられるボールではあるんで、唯一。それをしっかり使い、バッターとの勝負を有利に進められたら」と侍仕様の投球を思い描いた。
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