アーセナル、CL無傷の4連勝&公式戦8戦連続無失点! スラヴィア・プラハの橋岡大樹は途中出場

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2025年11月05日 05:35  サッカーキング

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メリーノはCF起用に応える2ゴールを記録 [写真]=Getty Images
 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節が4日に行われ、スラヴィア・プラハ(チェコ)とアーセナル(イングランド)が対戦した。

 スラヴィア・プラハはリーグフェーズ第1節でボデ/グリムト(ノルウェー)とのゲームを2−2で終えると、第2節では昨季ファイナリストのインテル(イタリア)に0−3と完敗を喫したが、前節はアタランタとスコアレスドロー。ここまで未勝利が続いてはいるが、地道に勝ち点を積み重ねてはおり、今節は初勝利を目論む。

 対するアーセナルは、ベスト4で終えた昨季の悔しさを晴らすべく、順調なスタートを切っている。第1節でアスレティック・ビルバオ(スペイン)を2−0、第2節でオリンピアコス(ギリシャ)を2−0、第3節でアトレティコ・マドリード(スペイン)を4−0で破り、現在は3連勝中。加えて、現在は全公式戦で7試合連続無失点と、安定した守備を誇っており、今節もアウェイだろうと付け入る隙を見せるつもりはない。

 現在プレミアリーグで首位を走る強豪とのゲームに向けて、スラヴィア・プラハに所属する橋岡大樹はベンチから出番を待つ。

 試合キックオフ直後はスラヴィア・プラハが立て続けにきわどいシュートを放つなど、派手な入りとなったが、時間の経過とともにアーセナルが試合を落ち着かせ、“らしい”攻撃を繰り出していく。キャプテンマークを巻くブカヨ・サカが複数回にわたってシュートを放つシーンもあったが、仕留め切ることはできず、25分間が経過する。

 試合に大きな動きがあったのは31分のこと。アーセナルの右コーナーキックの場面、サカの蹴ったボールにガブリエウ・マガリャンイスが合わせると、OFR(オンフィールドレビュー)を経て、ヘディングシュートをブロックしようとしたルカシュ・プロヴォドの手に当たっていたことが判明。アーセナルにPKが与えられると、サカがゴール右下に流し込み、アウェイチームが先手を取った。

 このままアーセナルの1点リードで後半へ折り返すと、キックオフから36秒後に再びネットが揺れる。アーセナルは自陣中央でクリスティアン・ノアゴールがボールを奪ったところから攻撃へ転じ、デクラン・ライスを経由して、左サイドのレアンドロ・トロサールにボールが渡る。トロサールはタイミングを見て、左足でクロスボールを送ると、ボックス内でフリーになったミケル・メリーノが左足でボレーシュートを沈め、アーセナルが追加点を奪った。

 その後は反撃を試みるスラヴィア・プラハがゴール前に入る場面はあったものの、決定的なシーンは生み出せない。基本的にはアーセナルのペースで試合が進むと、68分にはスラヴィア・プラハ側のミスで、試合を決定付ける3点目が刻まれる。ユリエン・ティンバーからのパスを受けたライスが、敵陣中央から浮き球のボールを放り込むと、飛び出してキャッチに行ったGKヤクブ・マルコヴィッチの前で、メリーノが先にボールに触る。バックヘッドでゴールネットを揺らし、アーセナルが勝利を手繰り寄せた。

 終盤の84分に入ると、ボックス内でボレーシュートを試みたスラヴィア・プラハのプロヴォドに対応したベン・ホワイトのファウルが取られ、1度はスラヴィア・プラハにPKが与えられたが、OFRを経て判定が変更。ホワイトのチャレンジはボールに対する正当なものとみなされ、PKは取り消しとなった。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、アーセナルが無傷のリーグフェーズ4連勝を飾り、公式戦におけるクリーンシート連続記録を「8」に伸ばした。一方で、スラヴィア・プラハの今季CL初白星はまたもお預けに。橋岡は74分からピッチに立った。

 次節、スラヴィア・プラハは25日にアスレティック・ビルバオと、アーセナルは26日にバイエルン(ドイツ)と、それぞれホームで対戦する。

【スコア】
スラヴィア・プラハ 0−3 アーセナル

【得点者】
0−1 32分 ブカヨ・サカ(PK/アーセナル)
0−2 46分 ミケル・メリーノ(アーセナル)
0−3 68分 ミケル・メリーノ(アーセナル)

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