
火を使ったショーなどを手がけるファイアーパフォーマンスチーム「火付盗賊」が5日、公式サイトを更新。10月31日から11月3日まで、静岡市の中心部で行われた「大道芸ワールドカップin静岡」に出演した際、披露したパフォーマンスで観客にケガを負わせた事故があったと謝罪した。
「大道芸ワールドカップin静岡における事故に関するお詫びとご報告」と題した声明を公開。「私たち火付盗賊のパフォーマンス中に、お客様に怪我を負わせてしまう事故が発生いたしましたこと、深くお詫び申し上げます。また、怪我をされたお客様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます」と書き出した。
「今回の事故は、お昼の演目用に用意した道具の劣化状況を発見することができず、演技中に道具の一部が破損し観客席に向かって飛来しお客様に接触、裂傷を負わせてしまったものです。ファイヤーショーによる火傷や火災は発生しませんでしたが、お客様に多大なる恐怖とご心配をおかけしましたこと。重ねて深くお詫び申し上げます」と記述。
続けて「怪我をされたお客様は、その場にいらしたお医者様の迅速なご対応により応急処置を受けた後、救急報送先の病院で傷の治療をされ、翌11月4日、同事院で受けた頭部の精密検査において異常は見つからなかったとのことです。その時に改めてお時間を頂き直接お詫びを申し上げました」とした。
火付盗賊は公式サイトによると、「火をつけ観客の心を盗む、が名前の由来」。日本屈指のベテランプロフェッショナルファイアーパフォーマンスチームで、現役の国内最老舗にして最大最強のファイアーエンタメ集団。15年以上にわたるパフォーマンス活動を通して出会った、世界トップレベルの実力を持つジャグラーやダンサーが、火や光をテーマに集結、驚きと感動のファイアーイリュージョンで観客を魅了するという。
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以下、発表全文。
【大道芸ワールドカップin静岡における事故に関するお詫びとご報告】
この度は、11月3日開催の「大道芸ワールドカップin岡」における私たち火付盗賊のパフォーマンス中に、お客様に怪我を負わせてしまう事故が発生いたしましたこと、深くお詫び申し上げます。また、怪我をされたお客様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
今回の事故は、お昼の演目用に用意した道具の劣化状況を発見することができず、演技中に道具の一部が破損し観客席に向かって飛来しお客様に接触、裂傷を負わせてしまったものです。ファイヤーショーによる火傷や火災は発生しませんでしたが、お客様に多大なる恐怖とご心配をおかけしましたこと。重ねて深くお詫び申し上げます。
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怪我をされたお客様は、その場にいらしたお医者様の迅速なご対応により応急処置を受けた後、救急報送先の病院で傷の治療をされ、翌11月4日、同事院で受けた頭部の精密検査において異常は見つからなかったとのことです。その時に改めてお時間を頂き直接お詫びを申し上げました。お客様からは「これからもパフォーマンスを楽しみにしている」との温かいお言葉まで頂戴し、深く感謝しております。
しかしながら、今回の事故は私たちの道具のメンテナンス不備によるものであり、言い訳の余地はございません。大道芸という素晴らしい文化の一員として、このような事態を招いたことを心よりお詫び申し上げます。
現在、事故原因の検証を行うとともに、再発防止に向けて安全管理体制を根本から見直し、今一度すべての道具の交換基準とメンテナンス周期を厳格化、破損の恐れのある道具の使用禁止を徹底してまいります。今回の事故を重く受け止め、今後の活動の在り方についても自に見つめ直してまいります。
火付盗賊を応援してくださっている皆様、そして大道芸をするすべての方々に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。
2025年11月4日
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火付盗賊一同
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