
俳優竹中直人(69)が、6日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1時)に出演。個性的な母親との思い出を語った。
竹中は自身の母親について「僕のお母さんは面白かったんです」と切り出すと、小学生の頃好きだった女の子からクリスマス会に誘われた出来事を回想。「1人会費300円ぐらいかな。それでプレゼント交換するからって言われて」と振り返り、「何を贈っていいか分からなくて。お母さんに相談したんです。そしたら母が『任せて!』って言って買ってきたのが、オロナインと赤チンと包帯ですよ」と苦笑した。
子どもながらに困惑し「何それ?って言ったら『こういうものは、どこの家庭にいくつあっても困らないものだから』って言って。高島屋の包装紙にそれを丁寧に包んで言うんですよ」。結局「俺そんなんじゃ行けないから。『行けないよ。そんなの持って行けない』って言って。結局行かなかったんですけど」と話した。
竹中は「お母さん個性的だったかもしれない」と改めてしみじみ。母親は区役所勤めだったが「次の日区役所に行って同僚の人たちにその話をしたら、『それは直人ちゃんがかわいそうって言われた』と言って。家に帰ってきて、『そういうふうに言われた』って言って僕の前で泣くんで。いいよ泣かなくてって2人で泣いたのを思い出した」と笑っていた。
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