
元乃木坂46能條愛未(31)と歌舞伎俳優中村橋之助(29)が10日、東京・ホテルニューオータニで会見を行い、婚約したことを発表した。
金びょうぶを背に、「お母様(三田寛子)が婚約会見の際に着られていた」という紫色の着物で登壇。能條は「このたび橋之助さんと結婚する運びと相成りました能條愛未です」と晴れやかに語った。
橋之助の両親である八代目中村芝翫(60)と三田寛子(59)にあいさつした際には「お父様からは『念願の娘ができてうれしい。ようこそ中村家へ』と言っていただいて、お母様からは『何が合っても愛未ちゃんのことは私が全力で守るから任せなさい』と言ってくださった。涙が出るほどうれしかったです」と明かした。
今後は梨園(りえん)の妻として橋之助に寄り添い、可能な範囲で女優業も続けていく。
歌舞伎界のことは「まだまだ勉強中。これからお母様からひとつずつ学んでいかなければいけない」。着物の着方や決まりごとなど学び始めているといい、「まずは筆ペン講座みたいな、筆ペンを練習するノートのようなものを買ってきた。お母様からは『まずは橋之助という漢字を上手に書けるようになればいいよ』と言っていただいた」と明かした。
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不安や心配もあるとしつつ、「とにかく(三田が)不安になりすぎないように常に気にかけてくださるので、まずは橋之助の漢字から練習したいと思います」と決意を語った。
◆中村橋之助(なかむら・はしのすけ)1995年(平7)12月26日生まれ、東京都出身。屋号は成駒屋。8代目中村芝翫とタレント三田寛子の長男。00年9月歌舞伎座「京鹿子娘道成寺」などで初代中村国生を名乗り初舞台。16年10、11月歌舞伎座「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」などで4代目橋之助襲名。弟中村福之助、中村歌之助と行う自主公演「神谷町小歌舞伎」も人気。ほか、舞台「サンソン−ルイ16世の首を刎ねた男−」、NHK大河ドラマ「毛利元就」、映画「シンペイ〜歌こそすべて〜」など出演。
◆能條愛未(のうじょう・あみ)1994年(平6)10月18日生まれ。神奈川県出身。小学生時代から歌やダンス、バレエのレッスンを受け、ミュージカル出演経験も。11年8月乃木坂46に1期生として加入。12年2月のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」で選抜入り。18、19年ミュージカル「少女革命ウテナ」で主演。同年12月にグループを卒業。演技力に定評があり、舞台「新・熱海殺人事件」「グッドバイ」「憂国のモリアーティ」など多数、映画は「死の実況中継 劇場版」など。163センチ。血液型A。
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