
日本テレビは10日、膵臓(すいぞう)がんで闘病していることを公表していた同局の菅谷大介(すがや・だいすけ)アナウンサーが8日、消化管からの出血のため死去したと発表した。53歳。同日午後放送の同局系「every.」(月〜金曜午後3時50分)の番組内でも伝えられた。
番組は、菅谷アナがスポーツ実況で活躍していたこをまとめたVTRを公開。がんと判明した際の対談インタビューで「僕、このためにアナウンサーになったのかなって思った時がある。これを経験して、この経験を伝えるために僕はアナウンサーになったのかな」と語っていた。
VTRが終わると、森圭介アナ(46)は「後輩の私が言うのも難ですが、本当にマジメな方でした。スポーツやニュースはもちろんなんですけど、バラエティー番組に対しても『モリスケ(森アナの愛称)、どうやったら面白いかな』と相談を受けることもありました」と切り出した。
「管理職としては部員1人1人の仕事を本当によく見ていて、『あれ見たよ』とよく声をかけてもらいました。マジメで優しくチャーミングな菅谷さんの声が聴けないのは本当に寂しいです、菅谷さん、ゆっくり休んでください」と語り一礼した。
同局によると、菅谷アナは今月7日夜、勤務を終えて帰宅した後、不調を訴え都内の病院に救急搬送された。その後、容体が急変し、翌8日午後1時6分に亡くなった。死因は「消化管からの出血」とされたという。葬儀は近親者のみで執り行われる。
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22年1月には膵臓(すいぞう)がんと診断された。同年4月には腹腔(ふくくう)鏡による約4時間の手術を受け、同月下旬には会社に復帰したことなどを、同年8月に公表。インスタグラムを開設し、管理職としてアナウンサーのマネジメントに従事しながら、闘病経験などを発信していた。
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