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DeNA森原康平投手(33)が今季取得した国内FA権を行使せずに残留を決断したことが10日、分かった。球団は複数年契約を提示しているとみられる。
熟考の末に横浜愛を貫いた。22年7月に楽天からトレードで加入すると新たな環境で躍動。セットアッパーやクローザーとしてフル回転し、昨季は自己最多29セーブを記録した。日本シリーズ優勝の胴上げ投手にもなった。今季はシーズン後半に状態を上げ、CSでは再び守護神に返り咲くなど、ブルペンの欠かせない戦力だった。
FA宣言の期限となる11日を前に熟考を重ねていたが、球団との直接交渉を重ねていく中で慰留に心を動かされた。金額や契約年数は二の次。残留決断の決め手になったのは、飛躍のきっかけとなる新天地の環境を用意してくれたチームと温かいファンへの感謝だった。「日本一の瞬間、マウンドから聞こえた大声援、あとから映像でみた横浜の街全体の盛り上がり、素晴らしい光景に感動し、力をもらいました。応援してくださる全ての方々への感謝の気持ちを持って来年からも腕を振っていきたい」。感謝と覚悟を胸に来年も横浜で頂点を目指す。
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